市教育委員会は、昨年12月にすべての市立中学校で実施された給食に関する生徒への初めてのアンケートを行った。給食を「おいしい」と答えた生徒は83.3%、「いつも残さず全部食べる」は68.6%、給食を残した理由として「嫌いな(苦手)物があるから」が61.9%で最多だった。福田市長は、「食べ残されるのはひじきや切り干し大根など最近の家庭であまり作られないもののようで、そうした食材に含まれる栄養などを教え食育につなげないといけない」と改善に取り組む意向を示した。
全国の餃子集結 国内最大級祭典(9/23)
名物餃子が大集合した「全国餃子まつりinかわさき」が23日、川崎区の川崎競馬場で始まった。宇都宮市、浜松市など餃子によるまちおこしを進める団体をはじめ計35店が出店した。実行委員会は「中国料理店の餃子が有名な川崎の知名度を上げようと初開催した。2日間で約8万食が販売できそう」という。
キャンセル品を子ども食堂に(9/18)
生活協同組合「ユーコープ」の宅配事業「おうちCO-POかわさき中部センター」(宮前区)が9月から、配達前にキャンセルされた宅配商品を子ども食堂に寄贈する取り組みを始めた。廃棄されてきた食品を活かすことでフードロスを減らし、子育て支援にもつながると期待されている。
市立中22校で給食開始 センター方式(9/4)
市南部学校給食センター(幸区)が4日、本格稼働し、22の中学校で完全給食が始まった。市内3か所に整備する給食センターの先陣を切り、約1万3500食分が一括調理され、配送車で各校に計画通り届けられた。計画は、川崎、幸、高津、宮前の4区の22校に、配送車20数台で10~55分の間に届ける。
低所得家庭ほど子は孤食 市アンケート調査(8/27)
市は1月、市内の保護者ら6千人を対象に23歳までの子どもと若者の貧困に関するアンケートを実施(回答率43.9%)。夕食を子どもや若者だけで食事をする「孤食」の割合は、「ほぼ毎回」「多い」が9%で所得が低いほど多い傾向にあり、生活習慣などへの影響が懸念される。孤食を防ぐため安価で食事ができる「子ども食堂」の取組みがNPO法人などにより市や横浜市で実施されている。
小学給食値上げ 来年度、食材費高騰で40円(7/20)
市教育委員会は20日、市議会文教委員会で、来年度から市立小学校の給食費を1食あたり40円値上げし、270円にすると明らかにした。「健康給食」をめざし、米飯を週3回以上、旬の果物などのデザートを月4回程度に増やすなどメニューを充実させる一方、食材費が高騰しているとして「食育の観点から望ましい献立を提供するためと」説明している。