多摩川マラソン中止に代わりオンラインで開催(9/1)

市スポーツ協会は新型コロナウイルスの影響で中止となった「川崎国際多摩川マラソンに」に代わり、11月2~15日に「2020かわさき国際多摩川オンラインマラソン」を開催する。参加者は専用のアプリを活用し、自由なコースで期間中にハーフ(21.0975㌔)を走れば完走となる。順位はつかないが、制限時間はなく、複数日に分けて走っても距離に計上される。協会は1日から参加者を募集する。参加費は2720円、参加登録者全員に、川崎フロンターレとコラボしたオリジナルランナーズマスクが届けられる。

等々力球場改築完了 10月10日オープン記念試合(8/31)

市は31日、改築中だった「等々力球場」(中原区)が完成し、10月10日の東芝とENEOSの完成記念試合に市民500人を招待すると発表した。工事は2016年6月から始まり、土壌に有害物質が含まれていたことなどが判明し、予定より2年ほど遅れた。収容人数は、内野5232人(車いす席30席)、外野4000人(同17席)の計9279人で、旧球場(4000人)の倍以上。LEDのナイター照明と、フルカラースコアボード、太陽光設備も備え、災害時には消防機関の活動拠点などの役割も担う。

浸水被害で市を提訴へ 昨秋台風19号の被災住民(8/30)

昨年10月の台風19号による浸水被害を巡り被災した住民らが30日、中原区で開いた集会で市に損害賠償を求めて年内にも提訴する方針を明らかにした。住民らは、浸水被害を受けた建物の修理費や家具・家電などの損害額、避難するために必要になった費用に加え、精神的苦痛を受けたとして1人当たり100万円の慰謝料などを請求する。集会で西村隆雄弁護士は「水害は、ゲートを閉めないという市の判断の誤りの結果で、想定外の自然災害ではなく人災」と指摘した。

川崎駅前「石敢當」設置50年 沖縄県人会が記念の集い(8/28)

甚大な台風被害に見舞われた宮古島から市民の義援金の返礼として贈られた石碑「石敢當」が設置されて50年。川崎沖縄県人会が28日、 JR川崎駅東口の石碑前で記念の集いを開いた。石敢當は沖縄でよくみられる魔よけの石。59年に宮古島を直撃した台風被害に対して、市議会を中心に募金活動を開始。当時で約355万円の義援金が集まり、宮古島から感謝を込めて贈られた石敢當の一つ。比嘉孝県人会会長は、「沖縄でゆいまーると呼ぶ助け合いの精神が川崎にもある」と語った。

ハンドクリーム1万個を市内医療従事者に寄贈 ユースキン製薬(8/25)

ユースキン製薬(川崎区貝塚)は新型コロナウイルス対策に取り組む市内の医療従事者向けに、ハンドクリーム1万個を25日、野渡和義社長が福田市長に手渡した。寄贈品は、ビタミン系クリームのユースキン(12㌘)で医療従事者向けの特別仕様品。同封されたメッセージカードには、痛い時や不安な時、手を差し伸べてくれる感謝とともに「がんばる手を応援しています」と記されている。新型コロナ対応に当たる市内医療機関10か所のほか、保険所、健康安全研究所などで活用する。

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