給与返納は不当 コロナ特別休暇取得で教諭訴え(7/26)

新型コロナウイルス感染症対策の特別休暇の不正取得について、市教育委員会が市立中学校の女性教諭に給与などの返納を求めたことに対し、26日、返納は不当だとして市人事委員会に措置請求した。市ではコロナの影響で保育所の臨時休業などの場合、特別休暇の取得を認めていたが、女性は3日間特別休暇を申請、子どもを保育園に預け生徒の相談に乗るなど短時間出勤していた。市教委は休暇の不正取得として学校にいた時間以外の給与など約28万円の返還を求めた。代理人弁護士は「不正利用する意図がないことは明らか、業務の必要に迫られて出勤したもので評価されるべき」とした。

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