「祖国へ帰れ」裁判の意義訴える出版記念会 川崎区で(10/12)

在日コリアン女性への「祖国へ帰れ」とのインターネット投稿は「差別で違法」と認定した横浜地裁川崎支部判決を受け、その意義を振り返る本「『帰れ』ではなく『ともに』」(大月書店)の出版記念会が12日、市労連会館(川崎区)で開かれた。被害を受け提訴した崔江以子さんや訴訟を担当した神原元、師岡康子弁護士ら共著者が登壇、執筆に込めた思いや人種差別撤廃基本法と差別禁止法制定の必要性を訴えた。市条例制定に尽力した元参院議員・斎藤文夫さんのメッセージも寄せられた。

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