市は24日、7月にテニスのウィンブルドン・ジュニア選手権の男子シングルスで優勝した望月慎太郎選手に、市スポーツ特別賞を贈った。望月選手は市立向小学校、富士見中学校出身で、同校1年の時から米・フロリダ州のIMGアカデミーにテニス留学し、6月の全仏オープン・ジュニアで四強入り。ウィンブルドン・ジュニアの日本勢の制覇は1969年大会の沢松和子選手以来で、男子では初。望月選手は「生まれも育ちも川崎。大好きな川崎で賞をいただき、今後苦しいこともあるかと思うが、川崎で育ったことを忘れず頑張りたい」と語った。