川崎市市民ミュージアムの指定管理者「アクティオ」(目黒区)と有期雇用契約を結んでいた元副館長の浜崎好治さんが、契約更新されず3月で雇止めされたのは不当だとして、地位確認などを求めて30日、横浜地裁川崎支部に提訴した。浜崎さんはミュージアムの開館(1988年)当初から学芸員などとして働いてきたが、指定管理者制度導入後の昨年、同社に1年契約で入社し副館長となった。浜崎さんは、雇用期間は5年間が前提の1年更新、他の学芸員は全員更新され1人だけ拒絶の理由がない、労働条件の向上や労組結成の意向を示したことで排除されたと主張している。