市教育委員会は2日、「武州橘樹郡河崎領」(現在の川崎市)の文字が刻まれた、江戸時代の希少な半鐘が静岡県で見つかったと発表した。表面の文字を解読した結果、川崎区中島の古刹、遍照寺に寄進されたもので第2次大戦中に金属供出されたものと判明。半鐘は高さ64㌢、重さ30キロの青銅製で、軍需工場だった静岡県富士市の鉄工所で保管されていた。同寺は1600年過ぎに建立、川崎大空襲で全焼したため井戸に沈め焼失を免れた木製のご本尊とともに、貴重な地域の財産にしたいという。
市教育委員会は2日、「武州橘樹郡河崎領」(現在の川崎市)の文字が刻まれた、江戸時代の希少な半鐘が静岡県で見つかったと発表した。表面の文字を解読した結果、川崎区中島の古刹、遍照寺に寄進されたもので第2次大戦中に金属供出されたものと判明。半鐘は高さ64㌢、重さ30キロの青銅製で、軍需工場だった静岡県富士市の鉄工所で保管されていた。同寺は1600年過ぎに建立、川崎大空襲で全焼したため井戸に沈め焼失を免れた木製のご本尊とともに、貴重な地域の財産にしたいという。