企画展「風船爆弾、本土決戦準備と女の子たちの戦争」 明大平和教育登戸資料館(11/20)

太平洋戦争末期に旧日本軍が強い期待をかけた風船爆弾に焦点を当てた企画展「風船爆弾作戦と本土決戦準備―女の子たちの戦争―」が明治大学平和教育登戸研究所資料館(多摩区)で20日から来年5月31日まで開催される。同大生田キャンパス敷地内にあった旧陸軍登戸研究所で研究・開発された風船爆弾は「決戦兵器」と位置付けられ、13~16歳の女学生の動員で和紙を貼り合わせた直径約10㍍の風船爆弾の気球部を製作、米国本土へ向け9300個が発射された。同展ではその結末や陸軍がなぜ強くこだわったか、本土決戦準備などを明らかにする。

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