全国唯一の公害病検査施設廃止を決定 公害保健センター(川崎区)(6/30)

市と横浜市の出資で設立され、1978年に業務を開始した「川崎・横浜公害保健センター」(川崎区)を運営する公益財団法人の評議員会は30日、2026年度末での廃止を決定した。同センターはぜんそくなどの公害病認定患者の医学的検査を担ってきた全国唯一の施設。市は昨年秋、患者数の減少や最寄りの医療機関での検査希望が増えたなどとして、事実上の廃止方針を公表していた。30日の評議員会では廃止反対の意見も出たが、7人のうち5人の賛成で決まった。

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