さまざまな要因で未就労状態にある子どもの保護者を対象とした「子の就職を考えるセミナー」が、高津区の「てくのかわさき」で開かれた。子どもの就労について悩む親たち30人が参加。「かわさき若者サポートステーション」を運営するNPO法人育て上げネットと、市の協働事業として開催。
さまざまな要因で未就労状態にある子どもの保護者を対象とした「子の就職を考えるセミナー」が、高津区の「てくのかわさき」で開かれた。子どもの就労について悩む親たち30人が参加。「かわさき若者サポートステーション」を運営するNPO法人育て上げネットと、市の協働事業として開催。
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市の担当部署は「平成23年7月2日(土)に開催した第1回セミナーには34名の
方にご参加いただきました。
また、同様のセミナーを平成24年1月14日(土)、平成24年3月10日(土)
にも開催する予定です。」としています。
家族へのサポートから本人のサポートへ・・・という視点はとても重要だと感じま
す。
本人の能力や努力とは無縁に就労できない環境がある社会で「頑張り続けること」は
とても難しいはずですから、心が折れてしまうこともあると思います。そんな本人に
情報へアクセスすることを求めても現実的ではないはずですから、家族も巻き込んだ
取り組みは不可欠ですよね。
一方で、家族だからこそ難しいこともある、ということもセミナーでは伝えているようです。
本人、家族だけでなく社会が放置しないという決意が見えなければ、今後の少子高齢
化、労働人口の減少という事実に、より対応が困難になると思います。税や社会保障
制度ともリンクする話であり、担当部署だけではなく、また教育関係者だけでもな
い、行政だけ、当事者だけでない共有と対策が必要な分野です。