官学連携の福祉製品開発拠点 市複合福祉センターに整備(2/4)

市は4日、東京工業大、国立の産業技術総合研究所と共同で、福祉製品の開発・改良拠点を整備すると明らかにした。市福祉センター跡地(川崎区日進町)に1月に完成した官民複合施設「市複合福祉センターふくふく」内の1階の床面積約39㎡を「カワサキ ウェルフェア テクノロジー ラボ(ウェルテック)」として、8月開催予定。市内の中小・ベンチャー企業が持ち込む福祉製品を同大や産総研の研究員がチェックし、「ふくふく」に開設予定の特別養護老人ホームや障害者入所施設の利用者が実際に使用し、評価する仕組みも導入する。官学連携の福祉製品開発施設は全国でも珍しい。

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