市は、2012年度一般会計決算見込みを発表。市民税は年少扶養控除見直しや人口増により増収となったが、固定資産税が3年ごとの評価替えにより減少しており、市税全体では前年度決算比0.7%減の2,852億5,400万と2年ぶりの減収。
歳入総額は同1.7%減の5,702億6,100万、歳出総額は同1.4%減の5,673億5,500万。
歳入から歳出と次年度への繰越財源を引いた実質収支は7,500万円の黒字に。
歳出のうち、生活保護費や保育事業費などの扶助費が前年度比38億円増の1,409億円で、額、歳出に占める構成比24.9%とも過去最高に。
基礎的財政収支(プライマリーバランス)は黒字を達成したものの、9年ぶりに減債基金から67億円を借り入れた。