市は、2013年度当初予算案を発表。一般会計は2012年度当初比0.5%増の5,984億円とほぼ同じで、過去3番目の規模となった。
特別会計は4,914億円(11.9%増)、企業会計は2,062億円(3.2%増)で、総額は1兆2,961億円(5.0%増)。歳入では市税が2,843億円で1.8%増、歳出では地下鉄会計閉鎖に伴う鉄道債の繰り上げ償還(20億)などにより公債費が739億円と増加したが、市債発行額は699億円にとどまり、財政の健全性を示すプライマリーバランスは黒字を確保した。
その他、人件費は1.1%減の959億円で人件費比率は16.0%と、額・比率ともに過去最小に。
いっぽう生活保護扶助費は595億円とほぼ前年並みだが、保育所受入れ枠拡大などにより扶助費全体では35億円増の1,443億円となり、義務的経費の構成比が52.5%と過去最大に。
●参考URL 「平成25年度 川崎市予算案について」