日本初の常設サーキット跡地保全を 市民グループ声明(7/21)

中原区にあった日本初の常設サーキット「多摩川スピードウェイ」の跡地保全を求め、市民グループ「多摩川スピードウェイの会」が21日、声明を出した。「戦前のサーキットの観客席が現存している例は、世界的にも珍しい。治水と保全を両立してほしい」と訴えている。サーキットは1936年、現在の丸子橋付近の河川敷に1周1.2㌔の楕円形コースで設置、コンクリ―ト製観客席が堤防部分に建設された。故本田宗一郎さんも自身が開発した車でレースに出たことがある。国は老朽化に伴う築堤工事の一環で、10月頃に観客席部分を取り壊す予定。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Top