市が発表した08年度の市公営企業会計決算概要(速報値)によると、09年度は市バスの利用者が大幅に落ち込み、乗車料収入が08年度に比べ減少した。また、節水型家電が普及したことによって、上下水道の料金も減少。一方、07年度に市立病院すべてが赤字に転落した病院事業は、経常収支で比較すると川崎病院が黒字に転換した。
市が発表した08年度の市公営企業会計決算概要(速報値)によると、09年度は市バスの利用者が大幅に落ち込み、乗車料収入が08年度に比べ減少した。また、節水型家電が普及したことによって、上下水道の料金も減少。一方、07年度に市立病院すべてが赤字に転落した病院事業は、経常収支で比較すると川崎病院が黒字に転換した。
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自治体財政を考えると単年度の収支均衡、黒字化は必須事項であることは事実です。しかし、「切るだけ」の議論に終始しないように自治体内部では職員の創意工夫、努力がされています。財政不足による単年度収支ばかりに気をとられると、長期的な視点に立った「街づくり」を考えることができる職員は育たないのではないかと心配です。
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神奈川県地方自治研究センター発刊『入門 自治体病院財政-地域医療の危機と自治体病院財政-』が発刊されていますので、是非参照してください。詳細は神奈川県地方自治研センターのホームページで確認をお願いします。
自治体病院の状況はニュースでも取り上げられるなど、注目をされています。とある自治体の公設民営病院では、管理運営を受託している側が「自治体病院であることから制約が大きく、管理費をもっと上げるか、撤退するか」という議論になっているとの話も。公平に医療を受けられる当然の権利が、崩壊してきています。