市選挙管理委員会は、10月22日の市長選と市議会川崎選挙区補欠選挙の啓発キャラクターに、男子プロバスケットボール「Bリーグ」の川崎ブレイブサンダースを起用した。辻直人選手がゴールに手を伸ばす写真を背景に、啓発キャッチコピー「一票の重み1点の重み」が書かれたポスター4100部を作成。
東電とJXTG川崎に大型火力発電建設検討(9/2)
東京電力ホールディングスとJXTGホールディングスが共同で、市の東扇島に大型火力発電所の建設を検討していることが2日分かった。投資額は1千億円を超えるとみられ、2020年代の運転開始を見込む。電力と石油元売りの最大手の協業には、費用負担を抑える狙いがある。
政務活動調査費公開 川崎市12位(9/2)
全国市民オンブズマン連絡会議は、不適格な支出が問題となっている政務活動調査費について情報公開度のランキングを初めて公表した。都道府県では県議の不正後にネット公開などを進めた兵庫県が1位。政令市の1位は堺市、最下位は名古屋市で,川崎市は千葉市と並んで12位だった。
藤子・F・不二雄ミュージアムで開館6周年フェア(9/1)
藤子・F・不二雄ミュージアム(多摩区)で、これまでファンに支えられて順調に運営できたことに感謝し、開館6周年フェアが1日始まった。通常は原画の劣化を防ぐため一部を複製原画に入れ替えて展示しているが、11日までは原画約220点をすべて本原画で展示している。フェア期間は12日まで。
認可保育所への待機児童2万6千人 潜在的児童6万9千人 (9/1)
厚生労働省は1日、希望しても認可保育所に入れない待機児童数が今年4月1日時点で26,081人となり3年連続で増加したと発表した。集計に含まれない「潜在的な待機児童」も前年より多い6万9,224に上った。待機児童数だけでは保育所へ入りにくい実態がわからないため昨年から公表。横浜市は3,257人、川崎市2,866人でいずれも待機児童数はそれぞれ2人、ゼロとしている。
等々力野球場改築 完成遅れ20年度後半に(8/30)
中原区の等々力硬式野球場改築工事の建設地で、廃棄物混じりの土が見つかり工事が中断している問題で、市は30日、市議会まちづくり委員会で土壌汚染物質が見つかったことを報告した。敷地面積の約3分の1にあたる1万1千㎡の土壌から、基準値を超える六価クロムやヒ素などを検出し、対策工事などのため完成予定が2年以上遅れ、2020年度後半にずれこむという。
東扇島リニア残土で埋立て 市とJR東海合意(8/30)
市は30日、リニア中央新幹線整備の伴う建設発生残土を川崎港・東扇島の堀込部埋立事業で受入れ、事業費200億円をJR東海が負担する内容で合意したと明らかにした。埋立用の土の安定確保と資金調達にめどがついたことから、市は本年度内に埋立用免許を取得し、2018年度から工事着手を目指す。
PM2.5排出量減 環境基準全市で達成(8/28)
市内14か所で測定している微小粒子状物資(PM2.5)の数値が、2016年度に国の環境基準を全測定局で達成した。PM2.5は長期間さらされると、心筋梗塞や肺がんなどのリスクが増すとされ、国の基準が設けられた09年度以降で初めての達成。市は「工場などの環境対策やディーゼル車対策が進展し、原因物資(NO2など)の排出量が減っていることが背景にある」としている。
低所得家庭ほど子は孤食 市アンケート調査(8/27)
市は1月、市内の保護者ら6千人を対象に23歳までの子どもと若者の貧困に関するアンケートを実施(回答率43.9%)。夕食を子どもや若者だけで食事をする「孤食」の割合は、「ほぼ毎回」「多い」が9%で所得が低いほど多い傾向にあり、生活習慣などへの影響が懸念される。孤食を防ぐため安価で食事ができる「子ども食堂」の取組みがNPO法人などにより市や横浜市で実施されている。
小学校道徳教科書 光村図書を採択(8/27)
来年度から全国一斉に小学校で教科化される道徳について市教育委員会は27日、光村図書出版の教科書を初めて採択した。「共生を実感でき、自分もみんなも大事にすることを6年間通して学べる」「題材のテーマが最初に触れられて使いやすい」などの理由から渡辺直美教育長を除く5人の教育委員のうち3人が挙げた光村図書に決まった。市民の関心は高く、傍聴者は132人。