ヘイトスピーチ事前規制 市、全国初の指針公表(11/9)

市は9日、公園や市民館などの公共施設でヘイトスピーチを行わせないためのガイドラインを策定し、公表した。差別的言動が行われる恐れがある場合、施設利用などを不許可にすることができる。ヘイトスピーチ解消法の理念を具体化するもので、表現の自由を保障しながらヘイトスピーチを制度的に事前規制する全国初の施策。20183月末までに施行する。

硬派言論誌「アーク」創刊15周年(11/8)

高津区の出版社が手掛ける硬派言論誌「arc(アーク)」の最新号が創刊15周年記念号として発刊された。同誌は、企業のパンフレットの編集などに携わってきた東郷礼子さんが、「視点を明確にした雑誌を出したい」と出版社「レイライン」を設立し季刊誌として発行した。最新号ではNHKの「クローズアップ現代」のキャスターを務めた国谷裕子さんや中島岳志東京工業大学教授らが政治から環境問題、リベラルと保守などについて語っている。

マイスター5人認定 技術・技能伝承(11/7)

市は7日、優れた技術・技能で産業振興や市民生活を支える現役の職人を表彰する「2017年度かわさきマイスター」に、窓フィルム施工技術者の青木保男さん、工業彫刻の北村正治さん、造園土木工事の越畑好夫さん、洋菓子製造の宍戸哉夫さん、貴金属製作の藤巻今朝男さんを認定した。今後、市内の学校などで技能講習会に講師として参加してもらうなどして技術伝承を促す。

待機児童対策に全力 市長再選後初の記者会見(11/7)

福田紀彦市長は、二期目の任期について「ひとつひとつ丁寧に、市民に寄り添った仕事をやっていきたい」と抱負を述べた。少子高齢化などで財政状況が厳しいとの認識を示した一方で、待機児童対策は「(厳しい財政状況を理由に)今年はやりませんとは言えない」と話し、継続して力を入れる考えを示した。

市文化賞に小倉美恵子さん、坂戸小合唱団(11/6)

市は6日、文化の発展に寄与したとして今年度の市文化賞を、宮前区出身の映画プロデューサー・文筆家の小倉美恵子さんと、高津区の市立坂戸小合唱団に贈った。また市社会功労賞を、日本眼科医会長などを務めた医師高野繁さん、スポーツ賞を川崎野球協会役員などを務めた川島哲男さん、今後の活躍が期待されるアゼリア輝賞を写真家新井卓さんとジャズピアニスト桑原あいさんに贈った。

子どもたち手作り商いに挑戦 夢パークで「ゆめ横丁」(11/5)

子どもたちが店を作り、商いをするイベント「こどもゆめ横丁」が5日、高津区の子ども夢パークで開かれた。子どもたちが廃材で建てた店舗で商売するもので、29店が軒を連ねた横丁から元気な声が響いた。店の儲けの1割は「横丁税」として集め、使い道は子どもたちが後日話し合って決める。例年、1万円余の“税収”がありパークで使う遊具などを購入している。

三角おむすび発祥地でギネス 5分間1876個(11/5)

最も多い人数で同時におむすびを握るギネス世界記録に挑むイベントが5日、市で開かれ1876人が成功し、これまでの記録(1621)を上回って新たにギネスに認定された。東海道川崎宿が発祥とされる「三角おむすび」をPRし、2023年の川崎宿400周年の機運を盛り上げようと川崎青年会議所が企画した。

【参考】富士通PC、レノボ傘下に 国内シェア4割超え(11/2)

国内でパソコン2位の富士通は2日、PC事業を世界最大手の中国レノボ・グループに売却すると発表した。来年4月にも富士通の㍶子会社にレノボが過半を出資する。レノボは国内首位のNECの事業も傘下に入れており、計4割超のシェアとなる。各社のブランドは残して攻勢を強めるとしている

LGBT理解を広げるセミナー 川崎で企業向け(11/1)

性的少数者(LGBT)への理解を広げる取り組みを、市が進めている。1日には企業関係者らを対象にセミナーを初開催。参加者に基本的な実践例、実際に直面している課題が説明された。「周りに必ず当事者がいるという前提が必要」、「まだ職場で表明している人がいないなら、受け入れ環境を整備するチャンス」など、当時者からの声で分かりやすく学んだ。

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