県立川崎図書館移転再オープン(5/14)

産業と科学技術、社史の宝庫として知られる県立川崎図書館が高津区坂戸のかながわサイエンスパーク(KSP)に移転し、14日に記念式典が行われ、15日に一般利用を再開する。同図書館は、蔵書数約24万冊、社史は約1万9千冊と国内有数。技術を支える「ものづくり情報ライブラリー」として再生され、従来の専門性ある蔵書に加え、国内の公共図書館では初めて、世界の科学技術論文や電子学会誌を検索できる。

「宇奈根の渡し」を1日限りで復活(5/13)

多摩川を往来する庶民の足として親しまれてきた渡し舟「宇奈根の渡し」を13日の1日だけ復活させ、船着き場のあった高津区と世田谷区の市民が交流するイベントが開かれた。1950年に廃止された宇奈根の渡しは2014年から毎年その復活が企画されてきた。福田紀彦市長は「市民は古くから対岸で協力し合ってきた。多摩川で隔てられるのではなく、多摩川でつながる街であり続けたい」と述べ、自治体の垣根を越えた協力、発展を約束した。

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