議員問い合わせ控えるよう要請 議会側に市長(4/7)

福田市長は7日の定例記者会見で、職員の業務負荷が多いことを理由に新型コロナウイルスに関する市当局への問い合わせをなるべく控えるように市議会に要請したことを明らかにした。個別の質問などが担当部局に相次ぎ職員が対応に追われているため、今後は寄せられた質問などを議会局で取りまとめ担当部局にメールで流す。市長は「感染症対策課や区役所の担当者は、のっぴきならない状態、議員個々の問い合わせに対応し夜中になることもある」と要請の背景を説明した。

新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言発令(4/7)

新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が7日、県など7都府県を対象に発令され、市は対策本部会議で市バスの運行やごみ収集などの行政サービスは通常通りに続ける方針を確認した。市バスは窓を開けるなどの換気を徹底、浄水場や水処理センターは24時間体制で続けるが、一部業務の縮小で6割程度の職員でも継続できるよう配置を見直す。福田市長は、市内企業からの融資などの相談が増えることを見込み、職員を振り向けるため各局で縮小する業務の検討を指示した。

10分の短縮式典も 市立小学校などで入学式(4/6)

新型コロナウイルスの影響で休校措置が続くなか、市立の小中学校と特別支援学校で6日、入学式が行われた。在校生の参加見合わせ、来賓のあいさつ省略など式典の時間を短縮したほか、子どもと保護者の間隔を保つために二部制にした学校もあった。日吉小学校では国歌斉唱や在校生の催し物などを省き、例年は約45分かかるのが10分ほどで終了した。教育委員会によると、各校は17日までの休校期間中、週に一度程度の登校日を設けて、子どもたちの学習支援などに充てるとしている。

瀋陽への支援の恩返しマスク3万枚寄付 中国人向け旅行会社など(4/3)

中国からの訪日客向けの旅行会社「JC企画」(川崎区)は3日、市にサージカルマスク3万枚を寄付した。市は今年1月末に姉妹都市の瀋陽市からマスクなどの物資調達の相談を受け、備蓄していたサージカルマスクの余剰分8万枚を贈った。3月中旬には、同市から市に防護服1000着が贈られてきており、趙敏慧社長は「両市のやり取りに感動し、中国・青島市の建設会社社長と共同でマスクを送ろうと決めた」と語った。

園児の手荒れ防止にハンドクリーム寄付 ユースキン製薬2万本(4/3)

新型コロナウイルスの感染拡大により、手洗いや消毒を繰り返す子どもたちの手荒れを防ごうと、医薬品製造・販売会社「ユースキン製薬」(川崎区)は3日、ハンドクリーム(30㌘)2万本を地元の民間保育園団体・市保育会に寄付した。同会は約70保育園の園児や職員計約8500人に配布する。同社によると、手荒れに関する問い合わせが急増しており、洗浄力の高い殺菌剤入りの石けんや消毒用アルコールを使うことで、必要な皮脂まで失われてしまうためという。

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