学術会議任命拒否撤回求め署名開始 学者ら市役所で会見(4/9)

菅政権による日本学術会議の会員候補6人の任命拒否撤回を求め、県内の学者ら14人を呼びかけ人とする県民署名運動が9日始まった。呼びかけ人は学習院大の青井未帆教授、慶応大の小林節名誉教授、法政大の杉田敦教授らで、「学問の自由という重要な基本的人権を侵害し、憲法の人権保障の規定を踏みにじる」と批判。市役所で会見した山根徹也・横浜市大教授(西洋史)は「学問をゆがめる基本的人権の蹂躙は他の基本的人権の侵害に必ずつながる」と指摘した。

光触媒空気清浄機を市に寄付 ワクチン接種会場に設置(4/9)

市は9日、光触媒を使ったフィルターに紫外線の光を照射し、新型コロナウイルスを分解する仕組みの光触媒空気清浄機5台の寄付を受けた。寄付したのは産業機械メーカーのワイエイシイホールディングス(東京都昭島市)で、希望小売価格1台26万円。光触媒フィルターに高出力の紫外線発光ダイオードランプを照射し、活性酸素を発生させることで、新型コロナウイルスを不活化するとされる。新型コロナワクチンの集団接種会場に設置する。

唐辛子の新品種「香辛子」HP開設し販売 川崎から全国へ(4/7)

川崎生まれのちょっとだけ辛い唐辛子の新品種「香辛子」の公式ホームページが開設された。香辛子は、「味の素」の研究所(川崎区)が2018年、市農業技術支援センターの協力を得て開発。主成分は「カプシエイト」で、辛さは唐辛子の「カプサイシン」の1000分の1。フルーティーな香りで、生でも食べられる。市は今月中旬から全国約500店舗のホームセンターなどで香辛子の苗を販売する。HPでは香辛子の育て方やレシピを閲覧でき、一部の加工品の通販も行っている。

三角おむすび発祥にちなみ多彩な催し「東海道川崎宿2023まつり」(4/4)

2023年に東海道川崎宿が誕生して400年を迎える節目を盛り上げようと、「東海道川崎宿2023まつり」が4日、川崎区宮本町の稲毛公園で開かれた。ガイドの案内で川崎宿ゆかりの寺社など9か所を巡るツアーのほか、川崎宿が三角おむすび発祥の地と伝わることにちなみ実行委員長の池田ハルミさんが考案した「おむすび音頭」などが披露された。三角おむすびレシピコンテストの決選投票では、市立川崎高校1年の仲里菜々美さんの「サッパリおむすび」が109票を獲得して優勝した。

本や雑誌を自宅に 市立図書館宅配サービス実施(4/1)

市は1日、市立図書館の本や雑誌など資料の有料宅配サービスを開始した。図書館ホームページや館内の蔵書検索機、カウンターで図書を予約する際、受け取り方法で「有料宅配サービス」を選ぶと自宅に届き、送料は利用者負担で宅配業者に支払う。インターネットなどで予約した書籍などを最短2日後に届ける仕組みを構築し、新型コロナウイルスの感染防止と利便性向上につなげる。

市への申請書など押印廃止 4月1日から(4/1)

市は1日、押印が必要な市への申請書など4500件余の87%にあたる3928件で、押印を廃止する。昨年10月福田市長が2022年度までにすべての申請業務を原則としてオンライン化する方針を打ち出し、押印について見直しを検討していた。押印が不要となるのは市民税・県民税の申告書や母子健康手帳の受け取りに必要な「妊娠届」、各種がん検診の申込書、市営住宅の「入居申出書」など。一方で、住民票の写しの交付や転入・転出届など580件については国の法令等の定めがあるとして引き続き押印を求める。

 市発令式に311人 過去10年間で最多(4/1)

市は1日、市長部局などに配属された新規採用職員311人の発令式をサンピアン川崎(川崎区)で行った。新型コロナウイルス感染症対応による増員などで、一般職員は前年より74人増えて過去10年間で最多。昨年は各局や区に分散して行ったが、今年は会場を広いホールに変更し、座席間隔をあけて実施した。別採用となる学校教員や医師・看護師らを含め、市全体の新採用は計732人。

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