市は7日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比7.0%増の8785億円で8年連続過去最高を更新。歳入は市税収入が216億円増の3670億円(前年度比6.3%増)で個人市民税88億円、法人市民税43億円の増。税収増により2年ぶりに「不交付団体」に復帰の見込み。財源不足を補うため減債基金から239億円(同16.5%減)を取り崩す。市債発行額は198億円増の931億円(同27%増)。歳出は、待機児童対策や障害福祉サービスの利用増などで扶助費が89億円増の2267億円、義務的経費は4550億円(同2.5%増)で全体の51.8%。新本庁舎整備や橘処理センター整備費用の増大で投資的経費は262億円増の1342億円。新型コロナウイルス感染症対策は経済支援を含め239億円を計上。
新型コロナワクチン3回目接種前倒し 感染者累計7万人超
市は4日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の間隔を前倒しして2月10日から一律6か月以上に短縮すると発表した。併せて昨年7月に2回目接種を受けた65歳未満の市民については、接種券が届いていなくても大規模接種会場での接種予約を10日から先行して受け付ける。また、市は2100人の新規感染を発表し、感染者の累計は7万人を超えた。