川崎地域連合(渡部堅三議長)による労働者の祭典「メーデー」の第94回川崎地区大会が29日、富士通スタジアム川崎(川崎区富士見)で行われた。コロナ禍により屋外開催は4年ぶり。60団体、約1700人が参加した。「支え合い・助け合う社会をつくり、くらしをまもる」をスローガンに掲げ、持続的な賃上げや労働者の処遇改善、ジェンダー平等など多様性を認める社会の実現を訴えた。
市内ホームレス14年連続減の132人(4/28)
市は28日、ホームレスの実態に関する調査結果を公表した。市内のホームレス数は132人で前回調査から29人減少(18%減)。2003年の1038人をピークに09年から14年連続で減少し続けている。区別では川崎区が74人(全体の56.1%)、中原区31人、幸・高津区10人、多摩区6人、麻生区1人、宮前区0人。生活の場は河川が最多の38人、公園28人、道路24人、駅舎10人。性別では男性127人、女性5人
コロナ感染者独自集計実施へ コロナ5類移行後(4/28)
市は28日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行される5月8日以降、感染者の全数把握を終了、2014年運用開始の地域別発生状況などを示す市独自の感染症情報発信システム(KIDSS)を活用、独自の集計手法「リアルタイムサーベイランス」を行うと発表した。同集計手法は現在、市民もウェブサイトで閲覧できるインフルエンザの毎日の患者数を集計しており、コロナ患者数についても流行の早期把握に努める。
市議選結果に異議 高津と宮前の落選者(4/25)
市選挙管理委員会は25日、9日に投開票された市議選について落選の候補者2人が異議を申し出たと発表した。高津区で国民民主党新人の鈴木明伸氏(49)は最下位当選者の当選無効を主張。同氏は15票差の次点。宮前区で無所属新人の小長井哲也氏(67)は無効票に自身の票があると主張、得票数に疑義があり選挙の無効を要求。同氏は844票で、30票足りず供託金50万円を没収された。市選管は受理した日から原則30日以内に裁決する。