市は東京芸術大学とアートを介したコミュニティ形成に向け、連携・協力して取り組む協定を締結したと3日発表した。連携事業の主体となるアートコミュニケータを30名程度公募し、様々な講座を通して活動を支える考え方の共有、アートを介した対話を重ね、コミュニケーションを豊かにする方法を学び、市内の文化資源や福祉・医療の現場などとも連携してアートを軸にコミュニティを育む活動に取り組む。参加者は12月頃から募集予定。
コロナ禍から脱却で最高路線価上昇 川崎区駅前本町8.1%(7/3)
国税庁は3日、2023年(1月1日現在)の路線価を公表した。県内の標準宅地の対前年変動率は平均2.0%増で、2年連続で上昇した。県内の18税務署管内の最高路線価は08年以来となるすべての管内で上昇となり、コロナ禍からの脱却が鮮明に。市内の最高路線価の上昇率は川崎区駅前本町で8.1%(県内3位・562万円/㎡)、次いで麻生区上麻生1丁目の6.7%(128万円/㎡)、高津区溝口1丁目の6.5%(214万円/㎡)。
ヘイト規制条例全面施行3周年記念で集会 市労連会館(7/1)
「市差別のない人権尊重のまちづくり条例」全面施行3周年を記念する集会が1日、市労連会館(川崎区)で開かれ、在日コリアン3世のピアニスト崔(チェ)善(ソン)愛(エ)さんが「尊厳を取り戻すまで~指紋押捺拒否から40年」と題して講演した。条例制定を求めてヘイトスピーチの被害を訴え続けた在日3世の崔江以子(チェカンイヂャ)さんを念頭に、逃げ出さずに済んだのは厳しい状況でも立ち上がってきた人たちがいるからで、闘えば変わると信じたいと語った。
開館19周年「ミューザの日」 小学生企画のコンサート
2004年7月1日に開館したミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で「ミューザの日」の1日、記念イベントが開催された。公募で選ばれた小学生9人が「ジュニアプロデューサー」となり劇仕立ての「だれでもハッピーコンサート」を企画運営、本番2日前に100席分が完売した。選曲や座席配置、チラシ作りなどに取り組み、物語仕立ての寸劇や冒険家に扮した東京交響楽団メンバーによる弦楽四重奏曲などを楽しんだ。
赤、緑、青3色で多様性のライトアップ 新本庁舎(7/1)
1日に市制99周年を迎えた市は、市制記念日と市役所新本庁舎の完成を祝い、新本庁舎高層棟の夜間ライトアップが行われている。高層棟は市の多様性を象徴する赤、緑、青の3色の光で照らされ、旧本庁舎の一部を再現した復元棟前の広場には、市のブランドメッセージ「Colors,Future!いろいろって、未来。」や、来年度開催される「全国都市緑化フェア」のロゴ投影さている。ライトアップは午後6時から10時、7日まで。