自転車競技のBMXフリースタイル選手の神保虎之助さん(13・中原中1年)が30日、福田市長を表敬訪問した。9月に開催された全日本選手権の男子(13~15歳の部)で準優勝、国内の中学生の部でも本年度総合成績2位となった。BMXは華麗な空中技を競う自転車競技で、「BMXフリースタイル・パーク」は東京五輪の公式種目になった。神保さんは自宅前の駐車場で基礎的な練習を重ね、県内外の練習施設で腕を磨いている。
めぐみさん写真カラー化 市内各所で巡回展示(11/29)
北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)の母早紀江さん(87)が市役所本庁舎で開かれている写真展「めぐみちゃんと家族のメッセージ」にあわせて29日、福田市長を表敬訪問した。市は今回、早紀江さんの記憶などを頼りに、めぐみさんが写った5枚のモノクロ写真をカラー化、この写真を含め約50点を展示した。本庁舎の展示は12月1日まで。来年2月14日までJR駅南北自由通路、市民館など市内各所で巡回展示する。
市名誉文化大使の山田太一さん死去 89歳(11/29)
「岸辺のアルバム」「不揃いの林檎たち」など数多くのテレビドラマを手掛ける傍ら、小説家としても活躍した脚本家の山田太一(本名・石坂太一)さんが29日、老衰のため市内の施設で死去した。89歳。氏は昭和57年に川崎市文化賞を受賞、平成17年から2期4年間にわたり川崎市市民文化大使に就任、現在は川崎市名誉文化大使として市のPRや魅力の発信、文化芸術の振興に多大の貢献があった。
市立中の教諭盗撮で停職3か月(11/28)
市教育委員会は28日、女性のスカートの中を盗撮したとして、高津区内の市立中学校に勤務する男性教諭(40)を停職3か月の懲戒処分とした。教諭は同日付で依願退職した。3月31日、飲食店からの帰宅途中、川崎駅中央通路エスカレーターで携帯電話で動画撮影した。通行人が気づき、警察官に任意同行を求められ盗撮を認めた。県迷惑行為防止条例違反により書類送致され、7月26日付で不起訴処分に。教諭は本年度、年次休暇や病気休暇で一度も勤務していなかった。
「#かわさき推しメシ」グランプリに「油や鹿鳴」の油そば(11/28)
市の飲食店が自慢の一品を市民投票等により競う第2回「#かわさき推しメシ」グランプリが28日、「油や鹿鳴」(高津区諏訪)の「油そば」に決まった。102店がエントリー、2次投票通過の4店を食の専門家3人が実食審査を行い、油そばのシンプルでありながら酢、ラー油、汁の組み合わせで味の変化も楽しめる点が評価された。準グランプリは居酒屋「酒屋敷ごっそ溝の口店」(高津区溝口)の「賞味期限39秒 あみ肝」。
新議場で開場式行われる(11/27)
市議会は27日、新本庁舎23階に新たに整備された本会議場で開場式を行い、市消防音楽隊の演奏やみゆき幼稚園(幸区)の園児80人による合唱が披露され幕開けを祝った。式典には福田市長ら計187人が出席、市民20人が傍聴席で見守った。新議場では初めての議事となる本会議も開催され、議事のインターネット中継のライブ字幕や押しボタン式の電子採決機能も導入された。一般傍聴席は依然と同じ100席設置。
ストーカー行為で停職1か月 財政局課長(11/24)
市は24日、知人女性に3年にわたりつきまとい行為をしたとして、財政局の男性課長(53)を停職1か月の懲戒処分にした。課長は都内に住む女性職員の自宅外観を撮影、21年4月頃からは出退勤時に後をつけて後ろ姿の写真を撮るなど、つきまとい行為は100回近く、盗撮写真は100枚を超えるという。今年8月、女性が地元警察署に上申書を提出、同月25日に警察からストーカー規制法に基づく警告を受けた。
遠回し表現も文脈からヘイト認定 削除要請は過去最多73件(11/23)
市は21日、在日コリアンを「帰れ」などと攻撃するインターネット上のヘイトスピーチ73件について削除要請し、概要を公表した。1回の要請数としては過去最多。「あなたの居場所は○○国」「祖国で幸せに暮らせば良い」などの遠回しな表現も文脈から排除の意図が認められれば、人権侵害の差別的言動の対象に。削除要請は累計232件、実際に削除されたのは108件。「X(旧ツイッター)」にはこれまで91件を削除要請、削除は8件。
新アリーナ構想上方修正1万5千人規模に 首都圏最大規模(11/21)
ディー・エヌ・エー(DeNA)と京急電鉄は21日、京急川崎駅前で進められている新アリーナ構想について、当初計画を上方修正し約5千人増の最大1万5千人収容とするとした。計画地隣接のビル取得により敷地面積は約1万3640㎡に拡大、メインアリーナの収容人数はバスケットボールBリーグ開催時約1万人、コンサート時約1万2千~5千人を想定。首都圏最大規模のアリーナとなり経済波及効果は年間約1273億円に上るとした。2028年10月の開業を目指す。
見守り活動ベスト市立全小学校に寄付 セレサ川崎(11/20)
JAセレサ川崎(宮前区)は登下校する児童を見守るスクールガード(学校安全ボランティア)が活動時に着用するベストを市立全小学校114校に寄付、市は20日感謝状を贈呈した。スクールガードは約2万4千人でPTAや町内会、老人会の人たちが担っており、午前7時半~8時15分の登校時や下校時に通学路に立つ。セレサ川崎は2021年度150着、22年度250着、今回23年度分250着を寄付、各校に2着ずつ配布した。