浮世絵師二代目歌川広重(1826~69年)が江戸時代の川崎大師の様子を描いた「江戸名所図会 平間寺」などの版木が見つかり、公益社団法人「川崎・砂子の里資料館」(川崎区)が購入したと28日発表した。この版木は多色刷りの前に墨一色で輪郭を写す「主版」で、版元、彫り師の名前も枠の余白に彫られている。「平間寺」には江戸の人々が厄落としで訪れる様子や、境内にあった名物のソテツが見て取れるという。
浮世絵師二代目歌川広重(1826~69年)が江戸時代の川崎大師の様子を描いた「江戸名所図会 平間寺」などの版木が見つかり、公益社団法人「川崎・砂子の里資料館」(川崎区)が購入したと28日発表した。この版木は多色刷りの前に墨一色で輪郭を写す「主版」で、版元、彫り師の名前も枠の余白に彫られている。「平間寺」には江戸の人々が厄落としで訪れる様子や、境内にあった名物のソテツが見て取れるという。