市は、「神奈川口」構想に関して、08年内に東京側にもメリットとなる施設案などを示す予定だったが、市長と大田区長のトップ会談が平行線に終わり、頓挫した。大田区側地元住民の反対の意思は強く、市臨海部活性化推進室は「当面は事務レベルで話し合いする機運を醸成したい」とのこと。
市の非正規労働者対策の市営住宅 申込みなし(12/27)
市が、契約を打ち切られて寮などの立ち退きを求められている非正規労働者が入居できるよう募集していた、市営住宅10~15戸に対し、26日の締め切りまでに条件に合った申込みが1件もなかったことがわかった。義務教育の子どもがいることが入居条件になっていたが、問い合わせのあった約5件はいずれも単身者だったとのこと。
市、ホームレス対象の越年対策事業を開始(12/27)
市は、ホームレスとなった人たちを対象とした越年対策事業を開始した。自立支援センターなど3施設を、ホームレスを受け入れる緊急宿泊所として提供。開始した27日午後5時までに71人が緊急的に入所し、前年07年の初日の38人を大きく上回った。
プロ野球選手が母校の市立中学で野球教室(12/27)
多摩区出身で、プロ野球・阪神タイガースの平野恵一選手が、母校の市立稲田中学で野球教室を開催した。平野選手と同じ桐蔭学園高出身の後輩、読売ジャイアンツの栂野雅史選手もコーチ役で参加した。野球教室には、同中の野球部や地域の少年野球チームから計約150人が参加した。
市内と韓国・富川の高校生が「靖国」を議論(12/26)
市内の高校生と、友好都市の韓国・富川(プチョン)市の高校生ら25人が、靖国神社をめぐって議論した。2000年から始まった活動で、夏は富川、冬は川崎を相互訪問し、今回が18回目。08年8月のテーマは「竹島(韓国名・独島)」だった。生徒たちがテーマを決めるが、靖国神社は3回目で最多。富川の生徒らは、24日に来日し、28日まで市内でホームステイした。
市役所仕事納め 市長が庁舎まわる(12/26)
26日が市役所の仕事納めとなり、市長は14時から約2時間かけて本庁舎内をまわり、職員らに声をかけて1年の労をねぎらった。
市、ヨドバシ、都市再生機構が開発枠組み合意(12/24)
市、ヨドバシカメラ、都市再生機構の3者は、川崎区の「殿町3丁目地区」の街づくり推進で合意したと発表。同地区は、多摩川を挟み羽田空港の反対側に位置する地域で、市が進める「神奈川口構想」の中心。
市長、国からの空港工事への支援要請を拒否(12/24)
神奈川県と横浜、川崎市の首長は、羽田空港再拡張事業に対しての、国からの無利子貸し付けの追加支援要請に応じない方針を示した。東京都は増額に応じる方針。四都県市は、神奈川口構想実現を国が主体的に推進することなどを条件に、03年12月に国と資金協力で合意。総工費約6500億円のうち、既に都が1000億円、三自治体は各100億円ずつ無利子貸付を行った。
市民合唱団「いちばん星」コンサート開催(12/23)
市内の主婦や教員らでつくる市民合唱団「いちばん星」のコンサートが、多摩市民館で開催され、1945年4月の川崎大空襲を題材にした合唱組曲「焼けあとのグランドピアノ」などを披露した。
市内中学生の手づくりロボット大会開催(12/23)
市内の中学生が、手づくりのロボットで技術を競う「向の岡チャレンジカップ」が、県立向の岡工業高校で開催された。市内9校の84チーム約180人が参加した。