「産業と雇用、税収増の好循環を」市と議会が賀詞交換会(1/5)

市と市議会主催の賀詞交換会が5日、ミューザ川崎シンフォニーホールで開かれた。福田紀彦市長は、市人口が150万人を超え、「川崎が日本をリードし、産業と雇用を生み、税収を上げて市民サービスに転化するという好循環を続けたい」と述べた。松原成文議長は「市史は1985年以降の歴史が編纂されていない。新年度に編纂作業を始めれば2024年の市制100周年に向けて素晴らしい取り組み」と話した。

仕事見直し効率化を 市長年頭あいさつ(1/4)

福田紀彦市長は仕事始めの4日、年頭あいさつを行い、「仕事ぶりを見直し、全ては市民のために一丸となって頑張っていきたい」と呼びかけた。これまでの自らの働き方を思い返し、仕事を分かち合うことで効率化を目指す考え。また定例会見で、憲法改正について「国民的議論が深まっているかが大事。国民一人一人が憲法について考える状況にならないといけない」と述べた。

富士通にスポーツ特別賞 ライスボウル連覇で(1/4)

市を拠点に活動し、アメリカンフットボールのライスボウル(日本選手権)で2年連続3度目の優勝をした富士通に、市は4日、スポーツ特別賞を贈ると発表した。贈呈式は9日、JR川崎駅前の商業施設「川崎ルフロン」である優勝祝賀会で開かれる。祝勝会では、チアリーダーのパフォーマンスや選手へのインタビューなどもある。

富士通貫禄のV2 アメフット・ライスボウル(1/3)

アメリカンフットボールの日本選手権、ライスボウルが3日、東京ドームで行われ社会人代表の富士通が学生王者の日大に37-9で快勝し、2年連続3度目の優勝を果たした。社会人チームは9年連続の勝利で、最優秀選手賞には富士通のQBキャメロンが2年連続で選ばれた。

正月恒例の太鼓演奏 武蔵野太鼓保存会(1/3)

高津区を拠点に活動する「武蔵野太鼓保存会」が3日、川崎区の複合商業施設「ラ チッタデッラ」で正月恒例の太鼓演奏を披露した。法被にねじり鉢巻き姿の15人が、息の合ったばちさばきで五穀豊穣を願う「豊年」や、多摩川の流れをイメージした「源流」など約10曲を勇壮にお披露目し、買い物客らから盛んに拍手を送られた。

教育文化会館大ホール 半世紀の舞台に幕(12/28)

半世紀にわたって歌謡ショーや吹奏楽コンクール、成人式などの会場として親しまれてきた市教育文化会館(川崎区富士見)の大ホールが来年3月末で閉鎖する。同館は1967年に産業文化会館として設置され、88年の産業振興会館、市民ミュージアムの設置に伴い機能を移転、90年に現在の名称に改めた。定員1961人の大ホールは完成当時、関東近辺では大きなホールで有名歌手のショーも行われた。大ホール機能は今年10月にオープンした市スポーツ・文化総合センターに移転され、当面は会議室などの市民館機能が残る。

吉沢元市議 自民除名 市長選出馬で(12/27)

自民党県連が27日、10月の市長選で党川崎市連の現職福田紀彦氏支援の方針に反して立候補して落選した吉沢章子・元市議を除名処分した。吉沢氏は処分決定後、「党の決定に反したことは間違いない。しかし福田市政の財政問題などは看過できない。党の立党の精神である『政治は国民のもの』に従い、市民のための市政を目指した行動との思いは変わらない」と述べた。

美田前学長に名誉教授 市立看護短大(12/26)

市は26日、市立看護短期大学の美田誠二・前学長に同短大初の名誉教授の称号を贈った。美田さんは市立川崎病院内科勤務を経て、1995年の看護短大の開学とともに教授に転任。以後、今年3月の退任まで22年間にわたり。病態治療学などの科目を担当し、2011年4月に学長に就き、6年間務めた。

藤嶋さん名誉市民へ 推薦審答申(12/25)

市は25日、「光触媒」の発見で知られ、文化勲章を受章した東京理科大学長の藤嶋昭さん(中原区在住)を名誉市民に選定するよう同推薦審議会(山田長満会長)から答申を受けた、と発表した。来年1月開会の市議会に提案し、2018年度にも贈る方針。藤嶋さんは、酸化チタンに代表される光触媒に光を当てると水を分解することを発見。汚れの分解や脱臭、殺菌などで活用され、毎年ノーベル化学賞の受賞候補に挙がっている。

武蔵小杉新駅開業で 運賃低減効果 市が試算(12/31)

JR横須賀線武蔵小杉新駅が2010年3月に開業することで、ルート短縮による運賃低減効果が生じることが、市の試算でわかった。新駅開業で武蔵小杉~品川間は、南武線の川崎経由より営業距離が約8.9キロ短縮する。同様に、武蔵小杉~横浜間は営業距離が約3.2キロ短縮する。結果、小杉~品川間は130円低減、小杉~横浜間では80円低減する見込み。

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