幸区役所改築土壌調査で有害物質検出(5/27)

市は、幸区役所改築工事の土壌調査で、土壌汚染対策法に基づく溶出量基準値を超えるヒ素が二カ所で0.023mgと0.013mg(基準値0.01mg以下)、フッ素が1.3mg(基準値0.8mg以下)が検出と発表。市は「なぜかは何とも言えない」とした。半径250m以内に井戸は無し。発生土は汚染土壌処理業者により、セメント材料にされるとのこと。
●参考URL 「幸区役所庁舎改築工事における建築発生土の処分方法について」

市、議会へ高校奨学金制度の改正案提出へ(5/27)

市は、6月3日開会の市議会第2回定例会に、市高校奨学金支給条例の一部改正案を提出すると発表。現状、一律年間12万3,500円の給付額を、学年や公立・私立に応じて4万6千円~13万(入学支度金含む)に細分化し、支給者を350人から630人程度まで広げる。学力偏重の申請基準に対し、市民から批判も。
●参考URL 1「川崎市高等学校奨学金制度の見直しについて」
        2「高校奨学金制度を見直します」

市、ミューザ天井崩落で建築主と施工業者を提訴へ(5/27)

市は、東日本大震災での「ミューザ川崎」天井崩落について、建築主の都市再生機構(UR)と、施工業者の清水建設や大成建設などに計約18億6,400万円の賠償を求め、提訴すると発表。6月の市議会定例会に関連議案を提案する。市は2012年12月に賠償請求したが、UR側は応じていない。市長は「訴訟を通じて裁いてもらうほうがいいと判断した」と説明。

市、6億5,500万の補正予算案発表(5/27)

市は、6月3日開会の市議会第2回定例会に提案する一般会計補正予算案など計29議案を発表。ミューザの天井崩落事故の訴訟費用約934万、風疹ワクチン一部助成約3億8千万、川崎高校付属中の仮校舎建設に1,990万、起業支援により地域の雇用創出を図る費用に2億2,820万など。

市、13年前のいじめ被害で520万賠償で示談(5/27)

市長は定例記者会見で、2000年の多摩区市立小でのいじめ被害女性に対して、最終的な示談が成立し、今年3月に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の損害賠償で520万を支払ったと発表。当時、女性はPTSDと診断され、市は後遺障害以外の通院費、転校による転居費などの賠償分として2010年に約276万を支払っている。

川崎駅周辺で 区民ボランティアが落書き消し(5/25)

川崎ロータリークラブの呼びかけで、川崎区民ら約100人が、JR川崎駅周辺で落書き消しを行った。区役所や川崎署、東電社員、地元三町会の住民のほか、同区の6中学の生徒約50人も参加。麻生区から「あさお落書き消し隊」も応援参加し、電柱や変圧ボックスの落書きを消した。

【参考】参院で、社会保障・税の共通番号法成立(5/24)

参議院本会議で、社会保障・税の共通番号(マイナンバー)法が可決、成立。政府は15年10月までに個人番号を国民に通知し、16年1月から番号情報が入ったICチップ入りの顔写真付きの個人番号カードを配布予定。政府はカードの悪用を防ぐため、行政機関を監視する「特定個人情報保護委員会」を設ける。

市、映像分野の人材育てるDVD教材配布(5/24)

「映像のまち・かわさき」づくりを進める市は、映像分野の人材を育てることを目的に、オリジナル教材DVD「映像制作 伝えるをつくる」を、市教委を通じ、私立含む市内小中175校に配布。DVDは市総合教育センター情報・視聴覚センターが監修し、「映像のまち・かわさき」推進フォーラムが協力。

郷土・市民劇「大いなる家族」が上演(5/24~27)

川崎の歴史に基づいた脚本を公募市民が演じる「川崎郷土・市民劇」の第4弾「大いなる家族-戦後・川崎ものがたり」が、教育文化会館で上演。劇は、戦後の川崎を舞台に、沖縄芸能が市の無形文化財に指定された背景や、空襲の焼け跡から立ち上がる市井の人々を描いたもの。

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