市立下平間小で二ケ領用水跡地に花植え(6/1)

江戸時代に整備された二ケ領用水のうち、昭和30年代に埋め立てられ現在は地下通水路になっている鹿島田駅周辺から川崎大師までの「大師堀」上の市道周辺に、近隣にある市立下平間小学校(幸区)2年生約100人が花の苗約570株を植えた。2011年の用水完成400年を前に、幸区が企画した。

麻生区でコミュニティーバス試行運行開始(6/1)

路線バスが入りにくい麻生区高石地区で、コミュニティーバス(乗合タクシー)「山ゆり号」が試験運行を開始。運行主体は地元住民らの「麻生区コミュニティーバス協議会」(碓井会長)。07年に6人乗り車両2台でトライしたが、採算がとれず本格運行が見送られたため、今回は車両を大型化し1台に絞り、平日のみ運行とするなど、改善策を盛り込んだ。

市で、性同一性障害の電話相談開始(5/31)

心と体の性別が一致せずに苦しむ性同一性障害(GID)の人たちを支えようと、市は中央児童相談所や市教委教育相談室、精神保健福祉センターなど8回線で電話相談を受けられるようにした。自治体が本格的な支援に乗り出すのは初めてとみられる。市のホームページで紹介している。

政務調査費返還請求、「違法」は西村市議のみ(5/28)

市議会4会派と議員の08年度政務調査費の大半が目的外支出だったとし、市に返還を求める住民監査請求に対し、市監査委員は、領収書の改ざんなどをしていた自民党の西村晋一市議(幸区)の158万950円だけを違法な支出と認定し、さらに西村市議が25日までに市へ全額返還し、違法支出状態が解消されたとして請求を棄却。請求は「政務調査費改革かながわ見張番」の奥田久仁夫総代表らが3月末に行ったもので、自民、民主、公明、共産の各会派の政務調査費のうち約1億6,201万円を違法と指摘していた。

市保育園民営化裁判で 原告の訴え棄却(5/27)

07年4月に指定管理者制度導入で民営化された中原区の小田中保育園と小田中乳児保育園をめぐり、「十分な説明のないまま民営化を進めるのは児童・保護者の権利を侵害し、市の裁量権を逸脱しており違法」などとして、指定取り消しと慰謝料を求める訴訟の控訴審判決が東京高裁で行われた。大橋寛明裁判長は「(原告の保護者らへの)説明が不十分であった」と認定したものの、「(関係する)児童の、保育の実施期間が満了している」などとし、原告の訴えを棄却。

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