経営破たんの保育園めぐり、住民らが市を提訴(9/3)

首都圏で29の保育所を運営し、経営破たんした「エムケイグループ」(豊島区)が、川崎市内で運営していた認可保育園2ヵ所に対する市の補助金支出をめぐり、「閉園が予測できたのに補助金を支出したのは、公益性が無く違法」として、住民らが、市に約7,850万円の賠償を求める住民訴訟を横浜地裁に起こした。

中国・瀋陽からの環境技術研修生 市訪問(9/2)

市と友好都市の中国・瀋陽市から環境技術研修生として来日している男性技師2人が、市を訪問し、市長に意気込みを語った。10月1日までの1ヶ月間、市や市内企業の先進的な取り組みを学ぶ予定。研修生の受け入れは、両市が「環境技術交流協力に関する協定書」を交わした1997年から始められた。今回で12回目。

市営プール営業終了、入場者数は前年1割減(8/31)

市内に7施設ある市営プールが8月末で今季の営業を終了した。運営する市公園緑地協会によると、7月10日のプール開きから入場者は計約13万6,000人。08年の15万398人を1割近く割り込んだ。市公園緑地協会は「冷夏や雨が多かった影響が大きい」としている。

市長、民主党圧勝総選挙を受けて会見(8/31)

市長は、総選挙の結果について、記者会見で「(民主党には)地方分権をぜひ実現してほしい。国の官僚機構はどうしようもない。無駄も多いし、威張っているし、政治の力で柔らかくして、無駄を取り払って欲しい。今までの政権ではできなかった」と述べた。

「二ケ領用水を文化遺産に」 市民団体が要望書(8/31)

二ケ領用水の美化・清掃活動を20年以上行い、以前から市の歴史的文化遺産として残すよう、市に働きかけてきた市民団体「二ケ領用水・中原桃の会(田島信二会長)」は、二ケ領用水を歴史的文化遺産として認定してほしいとの要望書を、市に対して正式に提出した。

市立中3生自殺で調査委が遺族に最終報告(8/28)

多摩区市立中3年の男子が「いじめられた友人を守れなかった」との遺書を残し自殺した問題で、学校関係者らでつくる調査委員会は、遺族に最終報告を行った。いじめの存在は認定したが、自殺に至った経緯については背景要因の一つとした。一方、報告体制など学校側に問題があったとした。

市、中小企業への信用保証補助額 4倍増額

経済情勢の悪化で、資金繰りに苦しむ市内の中小企業を支援するため、市は、金融機関から融資を受ける際に必要な信用保証料の半額を負担する補助金を、09年度当初予算の4倍、総額約15億3,000万円に増額する方針を固めた。市では、08年秋、緊急経済対策として、信用保証料の半額(0.4%)を補助する制度を導入。利用企業が多いため、増額を決めた。

Top