市は、2012年度の地盤沈下調査で、11年度と比較可能な321地点のうち、沈下は13%(41地点)、隆起は87%(279地点)だったと発表。11年度調査では、比較可能な285地点すべてで隆起していた。12年度の最大沈下は川崎区水江町で1.31cm。最大隆起は多摩区中野島で0.98cm。
協定受け、市立保育園職員がイオンでイベント(7/18)
市と大手スーパー・イオンの包括連携協定を受け、麻生区役所とイオン新百合ヶ丘店は子育て支援で協力することに。7月から毎月第三木曜に市立保育園職員がイオン内で人形劇などのイベントや栄養や健康をテーマにしたイベントを開催する。18日にはオープニングイベントが開かれた。
子母口小の校舎下から基準超の鉛検出(7/17)
市は、市立子母口小学校(高津区)の建て替え工事で、プレハブ校舎下の土壌から、土壌汚染対策法の基準値(150mg/kg)の4倍を超える620mg/kgの鉛を検出したと発表。プレハブ校舎は2003年に校庭に建築されたもの。市まちづくり局は、周辺土壌も調べる予定。
【参考】総務省、自治体も複式簿記へ一本化(7/16)
総務省は、自治体の8割以上が固定資産台帳が未整備で、また資産・負債の増減を把握できる複式簿記を採用していないことから、2014年度にも固定資産台帳の作成を促し、複式簿記の採用を要請する新方式を、全国の自治体に導入する。
【参考】県教委、「体罰防止ガイドライン」公表(7/16)
県教委は、県独自の指導指針「体罰防止ガイドライン」を公表。部活動での指導の改善に重点を置き、児童生徒に自分で考えさせ答えを引き出す「コーチング」の手法などを紹介。既に県内公立、私立の全小中高など計1,649校に配布。また、体罰に関する電話相談窓口を新設。県教委HPからメールでの相談も受け付ける。
宮前などで89,000世帯停電、エレベーター閉じ込めも(7/15)
午後0時55分頃、有馬変電所の不具合で、宮前区を中心に高津、多摩、中原、麻生の他、横浜市の一部で計約89,000世帯が停電。宮前区内のスーパーで客約10人がエレベーターに閉じ込められ、4カ月女児と76歳男性が熱中症で病院に搬送。同区鷺沼配水池では送水ポンプ急停止で送水管が破損、上部の公園とフットサル場が一時浸水。また一部信号が消え渋滞となり、宮前署員や住民が交通整理にあたった。イオン新百合ヶ丘店は、午後4時頃まで営業中止、生鮮食品を廃棄した。
市役所通りで歩行者・自転車通行帯分離へ
自転車の絡む事故が事故全体の4割と、県内トップとなっている川崎区では、市役所通りの歩道で、歩行者と自転車の通行帯を分離する工事が開始。09年秋に実施した社会実験で、歩行者の8割が、安全性が「向上した」と評価したことを踏まえたもので、新川通りでも同様に整備予定。
市内でPM2.5が環境基準超え(7/14)
県は、微小粒子状物質(PM2.5)の10日の平均濃度が、県内34測定局のうち33局で国の環境基準値(35μg/m3)を超えたと発表。日平均の最高値は川崎区池上新田公園前の58.6μg。11日の数値よりもさらに9.8μg上昇した。
市立小で学校宿泊型の防災体験教室開催(7/14)
市立宮前小(川崎区)保護者らでつくる「おや児の会」は、防災意識を高めようと1泊2日の親子体験教室「学校へ泊まろう」を開催。児童約60人と保護者約50人が参加。また市立稗原小(宮前区)では、父の会「パワーズ」が、学校で避難生活を体験する「防災キャンプ」を開催。2008年開始当初は参加が100人に満たなかったが、今回は初めて400人を超えた。
災害情報ツイッター、市始め9都府県が運用
市は、防災や災害時の情報発信に特化したツイッターを運用しているが、同様の自治体は9都府県に広がった(朝日新聞調査)。東日本大震災時に、気仙沼市の防災ツイッターが活用されたことがきっかけ。消防庁防災課は「何時の時点の情報か明示するなど、新旧が分かる工夫も必要」としている。

