東日本大震災で被災し、市に避難している方を対象にした職業支援などの相談会が、川崎区役所で開かれた。避難所が開設されているとどろきアリーナ以外で相談会が開催されるのは初。市経済労働局やハローワーク川崎などの主催。
全国市長会会長投票で 阿部市長が敗れる(6/3)
全国市長会の次期会長を内定する候補者選考委員会があり、立候補していた阿部市長は、投票総数56票のうち9票にとどまり、47票を得た現会長の森民夫・新潟県長岡市長に大差で敗れた。市長はこの結果に「今までと同じ体制でやりたいという人が圧倒的多数だったということだろう」と述べた。
市内の生肉提供飲食店43カ所で基準不適合(6/3)
市は、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受けた緊急調査で、生食用の肉を扱う飲食店43カ所で、細菌を取り除くトリミングをしないなど国の基準に適合していなかったと発表した。調査は市内にある生肉を取り扱う飲食・販売店と精肉業者の計411カ所が対象。
川崎港生息の魚介類から微量放射性物質検出(6/3)
市は、川崎港に生息する魚介類4種類を対象に行った放射能濃度の検査結果を発表した。アイナメとアサリから微量の放射性セシウムを検出したが、食品衛生法上の暫定基準値を下回っており、食べても健康に影響はないとしている。
市、下水道談合の20社を賠償金求め提訴(6/2)
市発注の下水道工事入札で談合を繰り返したとして、土木業者20数社が独禁法違反で排除措置命令などを受けた問題で、市は計20社に、未納の計約7億2千万円の賠償金支払いなどを求め提訴すると発表。10日開会の市議会第3回定例会に関連議案を提案し、議決を経て横浜地裁川崎支部に提訴する。
市長、とどろきアリーナ避難所の7月閉鎖発表(6/2)
市長は定例記者会見で、県内最多の避難者を収容するとどろきアリーナ避難所を、市立小中学校が夏休みを迎える7月中~下旬をめどに閉鎖する考えを明らかにした。市市民・こども局によると、2日午前7時現在、同施設の避難者は59人。
市、2011年度補正予算案を23億円と発表(6/2)
市は、2011年度の6月補正予算案を発表。一般会計補正額は23億3,700万で、東日本大震災関連が19億4700万円、それ以外では、緊急雇用創出事業費として3億9千万円を計上。財政調整基金から8億7800万円を繰り入れ、補正後予算は6210億2800万円に。10日に開催の市議会第3回定例会に提案する。
市、電気使用量15%削減世帯に記念品贈呈(6/2)
市は、電気使用量を2010年同月比15%以上削減することができた世帯に記念品を贈る方針を明らかにした。市民の節電を促進するのが狙い。「記念品は東北地方の物産品などを検討している(市地球環境推進室)という。
年度当初の待機児童数、4年ぶり減少(6/2)
市は、4月1日現在の保育所待機児童数が851人となり、4年ぶりに減少したと発表。過去最多だった2010年同期の1076人から225人減り、保育所の新設による定員増が一定の効果をもたらした。市の保育所利用申請者数はここ十数年増え続け、今年は2010年比1209人増の1万9241人で過去最多を記録。市は09年度から「保育緊急5カ年計(改訂版)」を進めている。
世界の風景や社会問題の写真展 川崎区で(6/1~12)
世界各国の日常風景や社会問題などの写真展「視点」が、川崎区のアートガーデンかわさきで開催。全国の写真愛好家で作る「日本リアリズム写真集団」が年1回開催し、36回目。1324作品の応募から入賞・入選した170作品(739枚)が展示。東日本大震災の被災地を捉えた約40点も特別展示。