市長は定例記者会見で、県内最多の避難者を収容するとどろきアリーナ避難所を、市立小中学校が夏休みを迎える7月中~下旬をめどに閉鎖する考えを明らかにした。市市民・こども局によると、2日午前7時現在、同施設の避難者は59人。
市、2011年度補正予算案を23億円と発表(6/2)
市は、2011年度の6月補正予算案を発表。一般会計補正額は23億3,700万で、東日本大震災関連が19億4700万円、それ以外では、緊急雇用創出事業費として3億9千万円を計上。財政調整基金から8億7800万円を繰り入れ、補正後予算は6210億2800万円に。10日に開催の市議会第3回定例会に提案する。
市、電気使用量15%削減世帯に記念品贈呈(6/2)
市は、電気使用量を2010年同月比15%以上削減することができた世帯に記念品を贈る方針を明らかにした。市民の節電を促進するのが狙い。「記念品は東北地方の物産品などを検討している(市地球環境推進室)という。
年度当初の待機児童数、4年ぶり減少(6/2)
市は、4月1日現在の保育所待機児童数が851人となり、4年ぶりに減少したと発表。過去最多だった2010年同期の1076人から225人減り、保育所の新設による定員増が一定の効果をもたらした。市の保育所利用申請者数はここ十数年増え続け、今年は2010年比1209人増の1万9241人で過去最多を記録。市は09年度から「保育緊急5カ年計(改訂版)」を進めている。
世界の風景や社会問題の写真展 川崎区で(6/1~12)
世界各国の日常風景や社会問題などの写真展「視点」が、川崎区のアートガーデンかわさきで開催。全国の写真愛好家で作る「日本リアリズム写真集団」が年1回開催し、36回目。1324作品の応募から入賞・入選した170作品(739枚)が展示。東日本大震災の被災地を捉えた約40点も特別展示。
市営駐輪場の料金改定と指定管理導入発表(6/1)
市は、市営駐輪場の料金改定と指定管理者導入を発表。一律料金を見直し、利用者の多い「駅近」を値上げ、利用率の低い場所は値下げし利用率偏在を解消する狙い。市は、10日開会の市議会第3回定例会に、関連条例改正案を提案する。料金見直しは初。外部有識者らで構成する「自転車等駐輪場の適正な負担のあり方検討会議」の提言を受けたもの。
市、麻生区でも放射線量測定開始(6/1)
市は、麻生区の麻生大気測定局で、放射線量の測定を開始。それまでは市公害研究所(川崎区)のみだったが、市民から「市北部でも測定してほしい」との要望が多く寄せられたことから設置した。
震災による市の公共施設被害は225ヶ所に(6/1)
市がまとめた「東日本大震災に対する活動状況報告」によると、震災で市内公共施設225カ所で一部破損や漏水などの被害があったと明らかになった。また、3月11日に帰宅できず駅前などに滞留した人は最大5,472人で、アゼリア地下街(最大2,600人)、ミューザ川崎(同800人)などが多かった。
藤子ミュージアムが完成し、市に寄贈される(6/1)
9月3日開館の「市藤子・F・不二雄ミュージアム」の建物完成を受け、藤子・F・不二雄プロの伊藤善章社長と藤子さんの妻・藤本正子さんが市に建物を寄付。同ミュージアムは、市の借地に同社が約12億円で建物を建設。同社の100%出資会社が指定管理者に選ばれ、管理運営を行う。
市の市民オンブズマン2010年度報告書発刊(5/31)
市設置の市民オンブズマンの2010年度報告書がまとまった。市民から申し立てられた高津市民館への「不公正」な利用申し込みで最大290倍の異常倍率になっている問題など、担当部署に改善を求めている。2010年度苦情申し立ては110件(前年度比11件増)。市内居住者96件、市外14件。2010年度からの調査継続分33件を加えた計143件の処理にあたり、105件で調査が終了。