市では、搬送先がなく救患の現場滞在時間が30分以上になる割合が07年から3年連続ワーストのため、改築後に42床減る井田、20床未使用の川崎の両市立病院の計62床を民間病院に譲り、その枠を活用して年中無休で急患を受け入れる拠点病院になってもらう「初期救急型拠点病院」を市南部に2012年度中に開設すると決め、2011年5月にも公募する。医療法特例を使った今回の整備手法は全国初という。市議会予算審査特別委員会で答えた。
市、生田緑地に 12年3月ビジターセンター開設
市は、多摩区の生田緑地の利便性や総合案内機能を高めるため、緑地の東口にビジターセンター、西口にサテライト(分館)を整備することに。7月から工事開始、2012年3月完成予定。生田緑地整備事業の一環で、2011年度当初予算案に約2億8400万円を計上した。
フロンターレ施設に太陽熱温水器設置イベント開催(3/3)
川崎フロンターレの麻生クラブハウスに太陽熱温水器が設置されたことを祝うイベント「おひさまパワーをあなたに!」が、高津市民館で行われた。自然エネルギーを利用して温暖化対策に取り組む「かわさき市民共同おひさまプロジェクト」の主催。
自殺の男子に暴行の生徒3人を保護観察に(3/3)
2010年6月、「いじめられている友人を守れなかった」と遺書を残し自殺した市立中3年男子に集団暴行したとして、横浜家裁川崎支部は、暴力行為処罰法違反で送致された元同級生3人の少年審判を開き、保護観察処分とした。処分には、通常より短期間の6カ月程度が適当との勧告が付いた。この問題では市教委が、3人を含む複数の生徒から、自殺した生徒へのいじめを認定する調査報告書を公表している。
男児死亡の無認可保育所、市の調査拒む(3/3)
2010年4月に男児が亡くなった宮前区の認可外保育施設が、市の調査を再三拒み、市が死亡時の状況を確認できずにいることが、市議会予算審査特別委員会で明らかになった。
市の生活保護不正受給、290件2億3000万(3/3)
市は、市が認定した生活保護費の不正受給について、2009年度分は290件で、計2億3,000万円に上ることを明らかにした。稼働収入の無申告や過小申告によるケースが大半。市議会予算審査特別委員会で、健康福祉局が答えた。
市選管委、市議選立候補予定者へ説明会開催(3/2)
統一地方選の市議選で、市選挙管理委員会は、市役所で立候補予定者事前説明会を開き、候補者本人や陣営関係者ら計約150人が出席。出席したのは、現職53人、新人32人の陣営。
市の空き店舗活用補助でバイオリン工房開店(3/1)
市の補助事業「空き店舗活用・創業支援事業」を使い、バイオリン製作や修理の専門店が高津区久本にオープンした。店名は「弦楽器工房armonia(アルモニア)」。イタリア語で「調和」を意味するという。
市議会で 定数「3減」の改正案が可決(3/1)
市議会本会議で、自民、民主、公明3会派が共同提案した、定数を63から60にする「3減」の条例改正案を、3会派などの賛成多数で可決した。定数63のままで2選挙区の定数を調整する「1増1減」案は賛成少数で否決された。4月の市議選は新定数で実施される。
市、議会にて待機児童実態調査結果説明(3/1)
市は、市議会第1回定例会本会議で、初めて実施した保育所待機児童の実態調査の結果を報告した。