助産所と病院の連携強化求める請願審議(5/21)

市内助産所で出産した母親たちなどが、助産所と医療機関の連携強化などを求めた請願が市議会常任委員会で審議された。委員からは「市が充分に助産所の支援体制を整えるべき」などの指摘があり、市は助産師会の要望があれば双方をマッチングする会合を適宜開催すると説明。また、出産を取り扱う医療機関へのアンケートを近く実施するとした。市健康福祉局によると、09年度の市内助産所での出産件数は537件で、市内総数の5.1%と、全国平均の約1%を大きく上回っている。

川崎駅東口の自転車専用レーン設置見送りへ(5/19)

JR川崎駅東口で歩行者と自転車の事故防止に向け、車道に自転車専用レーン設置を検討していた市は、計画を見送る方針を決めた。2009年11月の社会実験で、路線バスの運行に遅れが出たことなどが原因。市は、市民や団体を対象に自転車対策全般のパブリックコメント募集を開始、あらためて有効な施策を検討する。

市、名誉国際親善大使を創設、二人就任(5/18)

市は、市名誉国際親善大使創設を発表。7月1日に医師の中沢弘さん(米・ボルティモア市在住)、と、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターのライナー・キュッヒルさん(ウィーン市在住)が就任。海外で活躍する人を任命し、市の魅力を国内外に広めてもらう予定。中沢さんはボルティモア市との姉妹都市提携に尽力、キュッヒルさんは妻の実家が川崎市内にある。

多摩川河口干潟で 東大島小が観察会開催(5/17)

多摩川河口の大師橋周辺に広がる干潟で、地元の市立東大島小学校の5年生約40人が観察会を行った。埋め立てが進む多摩川河口に残る貴重な干潟で、豊かな生態系を観察しようと、市民団体「多摩川クラブ」の協力で実施。同校では2006年から5年生の授業で続けている。

政令指定都市市長会議開催 (5/11)

政令指定都市の市長会議が、4月に政令市に移行した相模原市が初参加し、同市で開かれ、阿部市長も参加した。全国19政令市の市長らが参加し、税や財源などで都道府県と同格の権限を持った新たな「大都市制度」を創設するよう国に働きかけを強めることを決めた。

市アートセンターで 体験型演劇講座開催(5/9)

市アートセンターで、芝居を身近に感じてもらおうという体験型演劇講座が開催された。素人から俳優まで、市内外から幅広い人々が集まった。この試みは「川崎・しんゆり芸術祭2010(アルテリッカしんゆり)」の一環。イベントの中で数少ない体験型講座であるうえ、中学生以上なら誰でも参加できるとあって、定員の4倍以上にあたる約90人が応募。

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