「かわさき応援アボカド」を販売 競技場改築費に(10/14)

サッカーJ1の川崎フロンターレは、本拠地・等々力陸上競技場(中原区)の改築費用捻出のため、「かわさき応援アボカド」を10月中旬から市内スーパー、量販店約50店舗で売り出す。市内の青果卸、東一川崎中央青果と提携、アボカド4個入パック(希望小売価格398円)を販売し、1パックごとに5円ずつ同競技場整備基金に寄付される。2009年から「かわさき応援バナナ」を販売、今回は第2弾。

多摩川マラソン3年連続中止 オンラインで代替も(10/14)

市は14日、等々力陸上競技場(中原区)を主会場に11月21日に予定していた「川崎国際多摩川マラソン」の中止を発表した(3年連続)。コロナ禍の影響で大会の運営と救護に必要なボランティア約700人のうち400人余の確保にとどまったため。5855人の参加申し込者は代替イベントの「オンラインマラソン」(11月21日~12月5日)に参加できる。大会要項では参加料は返金しないとしていたが種目ごとに約半額をクオカードで返却する。

市立小中校いじめ前年度比減の3948件 小学生の不登校増加(10/13)

市立小中学校の2020年度いじめの認知件数は、過去10年で最多だった前年度比428件減の3948件。市教育委員会は、コロナによる休校や登校中の接触機会が減った影響を指摘。暴力行為の発生件数は279件(同77件減)で、生徒間暴力、器物損壊、対教師暴力の順。病欠や感染回避の長期欠席を除く年間30日以上休んだ「不登校」の児童生徒は2177人(同88人増)。中学校が減り、小学生は107人の増。全児童生徒数で割った「不登校出現率」は小学校が1.09%、中学校が4.61%。

市長選に川村氏出馬へ 3人目無所属の会社役員(10/13)

任期満了に伴う市長選(31日投開票)に無所属で新人の会社役員の川村るみ子氏(42)が13日、立候補を表明した。川村氏は川崎区在住、駒沢短大卒業後、外資系企業に勤務。英語による学童保育を運営する教育関連会社を起業。現在も取締役で市内外の6スクールの運営に携わる。現市政について「子どもに冷たく、老人には優しくない街。市民の声に耳を傾けていない」と批判。

市内最大震度5弱 川崎区で(10/7)

7日午後10時41分ごろ千葉県北西部を震源地とする地震があり、川崎区で市内最大の震度5弱を観測、幸・中原・宮前の各区で震度4、高津・多摩・麻生の各区で震度3が確認された。市内では7人が負傷、8日朝も南武線や東海道線が止まったJR川崎駅では早朝から入場規制が行われた。JRの要請を受け市は午前4時20分、帰宅困難者の一時滞在施設として川崎日航ホテルを開放し、1人が利用した。

「寄生虫」の街宣発言 ヘイト不認定に抗議(10/7)

市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は7日、在日コリアンを「寄生虫」などと表現した街宣の発言をヘイトスピーチに刑事罰を科す条例に違反しないとした問題で、抗議の意思を示し、この発言を有識者審査会に諮問するよう要請した。在日三世の崔江以子さんは「禁止・罰則規定を不自然なほど狭く解釈し、条例が機能していない。差別にお墨付きを与えている」語った。

多摩川水害訴訟で市側争う姿勢 地裁初弁論(10/7)

2019年10月の台風19号で浸水被害に遭った中原・高津両区の住民72人が市に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、横浜地裁川崎支部であった。市側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。住民側は、雨水などを多摩川に流す排水管を市が閉めなかったため、水が逆流し武蔵小杉駅付近など110万㎡が浸水したとして、慰謝料6600万円を含む約2億7000万円の支払いを求めた。7日付で中原区の住民6人と事業者が計1400万円の損害賠償を求めて追加提訴した。

 3選手に市スポーツ特別賞 五輪バスケ初の銀(10/7)

市は7日、市スポーツ特別賞の贈呈式を行い、東京五輪バスケットボール女子日本代表で銀メダルを獲得した「富士通レッドウェーブ」所属の町田瑠唯(28)、宮沢夕貴(28)の両選手に福田市長から記念品や副賞10万円などが贈られた。オコエ桃仁花選手(22)は欠席。バスケットボールで男女を通じ初のメダル獲得となった両選手は銀メダルを胸に、今月から始まる「Wリーグ」制覇に意欲を見せた。

黒木さん、地名研究所らに市文化賞(9/7)

市は7日、2021年度の「第50回川崎市文化賞」などの受賞者6人、2団体を発表した。文化賞は中原区の医学博士黒木登志夫さん(85)、「日本地名研究所」(高津区)、市文化財団顧問の北條衛さん(75)、「ゆりがおか児童合唱団」(麻生区)。社会功労賞はハンセン病回復者の石山春平さん(85)、高津区の医師片岡正さん(69)。今後の活躍が期待されるアゼリア輝賞は俳優の加藤梨里香さん(23)、サクソフォン奏者の齋藤健太さん(28)にそれぞれ決まった。

 濃度不足ワクチン6人に接種か 宮前区会場(10/6)

市は6日、宮前区の新型コロナウイルスワクチン集団接種会場で5日に最大6人に濃度不足のワクチンを接種した可能性があると発表した。可能性のある29人に連絡し、2回目接種後に抗体が確認できない場合は再び接種を行う。薬剤師二人がワクチンを希釈する作業の際、使用済みの瓶を適切に廃棄せず、瓶に残っていた希釈済みワクチンをさらに薄めた可能性が高い。6月にも麻生区の集団接種会場で同様のミスがあった。 

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