沖縄を好きに「はいさいFESTA」 約20万人で賑う(5/3)

沖縄の郷土料理や伝統芸能を楽しみ沖縄文化を発信する「第21回はいさいFESTA」が3~6日JR川崎駅東口周辺で開催され、4日間で約20万人が訪れた。チッタエンタテイメントと同商店街振興組合の主催。沖縄県外で開催される沖縄関連イベントとしては最大規模。屋台や物販店などに過去最多の約100店舗が出店、うち約40店は沖縄から参加。6月9日に創立100周年を迎える川崎沖縄県人会も出店、金城宏淳会長は「沖縄文化に触れ、沖縄を好きになってもらいたい」と話した。

市制100周年「飛躍祭」で記念事業スタート 6月29日開催(2/20)

市は20日、今年の市制100周年を記念する事業として「かわさき飛躍祭」を中原区等々力緑地一帯で6月29日に開催すると発表した。川崎と関係の深いアーティストのSHISHAMOやsumikaらを起用、一連の記念事業のスタートに位置付ける。飛躍祭は「100歳(ひゃくさい)」の語呂合わせ、①野外音楽イベント「かわさき100フェス」②スポーツ関連の「アッと等々力フェス」③サッカーJ1川崎フロンターレとサンフレッチェ広島の市制100周年記念試合で構成。

「川崎ビール祭2023」開かれる 八丁畷駅前(8/18)

京浜急行電鉄と川崎祭り実行委員会は18日から、京急線八丁畷駅前の地域交流拠点「Park Line 870(パークラインはっちょう)」で「川崎ビール祭2023」を開催した。京急が市や神奈川大学と取り組む沿線地域の活性化プロジェクトの一環。市内などでクラフトビールを醸造する6店が出店、その場で来場者に味を楽しんでもらう。クラフトビールの購入で京急ストア八丁畷店でおつまみを買える割引券を配布する。27日まで。

「山王祭」コロナ禍前の規模復活 川崎区(8/1)

川崎区宮本町の稲毛神社の例大祭「川崎山王祭」が1日から6日まで、新型コロナウイルス流行前とほぼ同じ規模で開催される。1日に前夜祭(宵宮)、2日は例大祭の核となる年に1度の神事が行われ、県民俗文化財指定の「古式宮座式」を予定。最終日6日は「孔雀神輿」と「玉神輿」の2基の神輿が氏子23町内会を巡る「神幸祭」、市役所通りをパレードする「山王ふぇすてぃばる」を開催。川崎山王祭は、江戸時代「東の祇園」とも呼ばれ、夏の風物詩として親しまれてきた。

夏の風物詩「風鈴市」4年ぶり境内で 川崎大師(7/17)

全国のご当地風鈴を集めた夏恒例の「第28回川崎大師風鈴市」が23日まで、川崎大師平間寺(川崎区)で催された。主催は川崎大師観光協会。コロナ禍で2020年は中止、21,22年は感染症対策のため周辺の協力店舗に風鈴を飾って販売、今年は800種類、2万個の風鈴が境内に勢ぞろいした。同寺で祈願した川崎大師オリジナルの「厄除だるま風鈴」、「北海道のどさんこ風鈴」、「長崎瑠璃風鈴」、「南部風鈴」(岩手県)など一堂に並んだ。

ヘイト規制条例全面施行3周年記念で集会 市労連会館(7/1)

「市差別のない人権尊重のまちづくり条例」全面施行3周年を記念する集会が1日、市労連会館(川崎区)で開かれ、在日コリアン3世のピアニスト崔(チェ)善(ソン)愛(エ)さんが「尊厳を取り戻すまで~指紋押捺拒否から40年」と題して講演した。条例制定を求めてヘイトスピーチの被害を訴え続けた在日3世の崔江以子(チェカンイヂャ)さんを念頭に、逃げ出さずに済んだのは厳しい状況でも立ち上がってきた人たちがいるからで、闘えば変わると信じたいと語った。

開館19周年「ミューザの日」 小学生企画のコンサート

2004年7月1日に開館したミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で「ミューザの日」の1日、記念イベントが開催された。公募で選ばれた小学生9人が「ジュニアプロデューサー」となり劇仕立ての「だれでもハッピーコンサート」を企画運営、本番2日前に100席分が完売した。選曲や座席配置、チラシ作りなどに取り組み、物語仕立ての寸劇や冒険家に扮した東京交響楽団メンバーによる弦楽四重奏曲などを楽しんだ。 

ジェンダー平等へ発進 「すくらむ21まつり」(6/25)

“かわさきからジェンダー平等を発進“をテーマに「すくらむ21まつり」が25日、市男女共同参画センター(高津区)の主催で開催された。出店やコンサート、講座など市内で活動する約30団体が参加。市民団体「ジェンクロス・カワサキ」が手掛けたジェンダーに関する”もやもや”する言葉を市民から集めて作ったカードの展示や海洋ごみを再利用したアクセサリー作り体験、手づくりパンや地元野菜が並ぶマルシェなど来場者は楽しみながら学んだ。

琉球舞踊を通して平和を 「慰霊の日」市平和館(6/23)

沖縄戦の犠牲者を悼む「慰霊の日」の23日、琉球舞踊を通して平和を考える催しが市平和館(中原区)で開かれ、二部制の昼の部だけで約180人が参加した。川崎を拠点に活動する琉球芸能団体「新風(みーかじ)」の主催で、この日を戦争を決して起こしてはならないことを刻む日にしてほしいと訴えた。「新風」は久保田清美さん(多摩区在住)ら沖縄にルーツがある3人の女性が2016年に立ち上げ、2021年から「平和の願い」と題した催しを続けている。

「平和をきずく市民のつどい」に市民ら300人(6/4)

市が1982年に全国に先駆けて「核兵器廃絶平和都市宣言」をした翌83年から毎年開催して来た「平和をきずく市民のつどい」が4日、市平和館(中原区)で開かれた。市内の団体や市民でつくる実行委員会主催。コロナ禍で20年からは規模を縮小してきたが4年ぶりに合唱や腹話術などのイベントを再開、約300人の市民らが参加した。青井未帆学習院大大学院教授(憲法学)が「戦争ではなく平和の準備を」と題して講演し、「戦争ではなく外交を」と訴えた。

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