JR稲田堤駅の自由通路全面開通(6/2)

JR南武線稲田堤駅(多摩区)の北側自由通路が2日、南側自由通路とつながり全面開通した。同駅は駅舎が線路北側にしかなく南側ホームに行くためには踏切を渡る必要があった。市とJR東日本は2019年6月から橋上駅舎の建設と南北をつなぐ自由通路の整備に着手、昨年8月から南側自由通路と橋上駅舎の利用が始まっていた。関連事業費は資材高騰などにより約9400万円増え、約36億円になった。

市バス来月から減便 運転手不足で初(5/28)

市交通局は28日、鷲ヶ峰営業所(宮前区)管内で運行する市バスの一部路線で6月10日から減便すると発表した。「2024年問題」の残業規制のほか想定以上の退職による運転手不足が原因で、運転手不足による減便は初めて。減便は、通勤通学の朝ラッシュ時は避け日中から夜間の運行本数が多く、運行間隔が短い路線から選び、平日95便(市バス全体の約2%)、土曜日25便、休日24便。同営業所の運転手数は4月1日現在、181人で適正数に10人不足という。

梶ケ谷工区で本格掘進を開始 リニアトンネル地下工事(5/24)

リニア中央新幹線の地下トンネル(40メートル以上の「大深度地下」)工事についてJR東海は24日、「梶ヶ谷工区」(中原区等々力~麻生区東百合丘、約11.8㌔)の一部(約7.5㌔)で、本格的な掘進を27日から始めると発表した。2026年11月までの予定。同工区は品川駅から相模原市緑区に予定の神奈川県駅(仮称)までの「第一首都圏トンネル」の一部。同社は24時間対応の工事情報受付ダイヤルの開設など周辺住民の安心に配慮、住民説明会を順次開催する。

バス停名を「カルッツかわさき・富士見公園」に変更(4/1)

市バスと川崎鶴見臨港バスが停車する、川崎区富士見のバス停「教育文化会館前」の名称が1日から「カルッツかわさき・富士見公園」に変更となる。カルッツかわさきではコンサートなどのイベントが多く開催され、また富士見公園は2024年度に開催される「全国都市緑化かわさきフェア」のメイン会場の一つであることから、バス利用者にわかりやすいバス停名に変更し、利便性の向上を図ることとした。

武蔵溝ノ口駅南北自由通路を木質化 「脱炭素モデル地区アクション」(1/16)

市は16日、脱炭素モデル地区「脱炭素アクションみぞのくち」での取り組みとしてJR武蔵溝ノ口駅南北自由通路の木質化を行うと発表した。JR改札正面の窓面を木質化し、通路上に木製の円形ベンチを置き、窓際には生田緑地で伐採したナラ枯れ材活用の鉢カバーに観葉植物を設置、太陽光発電も行う。施工期間は2月1日~3月15日(予定)、使用木材は埼玉県産針葉樹サワラ、炭素固定量は0.82t-CO2(予定)。

リニア・トンネル「東百合丘工区」調査掘進完了 麻生区4.2㌔(1/15)

JR東海は15日、リニア中央新幹線の地下トンネル工事の「東百合丘工区」(麻生区)の調査掘進が完了し、現場を公開した。同工区は麻生区東百合丘から片平までの約4.2㌔、品川駅から相模原市緑区に予定される神奈川県駅(仮称)までの「第一首都圏トンネル」(約37㌔)の一部。他の工区と比べ調査掘進の完了が最も早く、同社は地域住民への説明会などを経て本格掘進を始め、その後も相談窓口を設けるという。

「綱島街道改札」午前7時供用開始 JR武蔵小杉駅(12/24)

JR武蔵小杉駅(中原区)の新たな改札口が21日午前7時に供用開始された。横須賀線ホームに直結する新改札口の名称は「綱島街道改札」、利用は午前7時から午後11時まで。新改札口は朝のピーク時(午前7時半~8時半)に約6800人の利用を想定、1分間に100人以上の通過による既存の改札口からの利用者の分散化と混雑緩和を狙う。市は新改札設置や改札に通じる市道整備などに計約23億6千万円を負担。

京急・大師橋新駅舎23日から使用 梨の花連想の白基調(12/12)

京浜急行電鉄は12日、京急大師線大師橋駅(川崎区)の新駅舎を23日から使用すると発表した。建物の外観は、駅舎が旧大師河原村に位置し「長十郎梨」発祥の地ということから、梨の花を連想できる白を基調とした。同駅は2020年3月13日まで産業道路駅として運用、翌日から駅名を大師橋に改称した。06年2月から踏切による交通渋滞や事故の解消に向け鉄道の地下化工事を行い、19年3月に完了した。

運転席の景色を8K映像で楽しむ 入院の子らお出かけ体験(12/5)

民間事業者と連携し公共交通の新たな可能性に取り組む市は「バーチャルお出かけ体験会」と銘打った取り組みを始め5日、入院している子どもたちは電車やバスの運転手が見ている特別な景色を超高精細の「8K」映像で南武線やロマンスカーが街や駅を駆け抜ける様子を楽しんだ。外出が難しい子供たちに治療への意欲を高める狙いもあり、JRや小田急電鉄、川崎鶴見臨港バスが映像制作に協力した。

大型バス自動運転の実証実験 川崎区で臨港バス(10/23)

川崎鶴見臨港バスは(川崎区)は23日、市内初となる大型バスを使用した自動運転の実証実験を開始した。自動運転システムの開発などに取り組む企業や埼玉工業大学と協力して、運転士のみ乗車し自動運行で走行、路上駐車車両を避けて走行する際などは手動に切り替える。走行ルートは、同社塩浜営業所から京急大師線大師橋駅までの約3㌔、比較的交通量の多い産業道路を経由する。実験は27日まで。

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