市は30日、救急車の予備バッテリーの購入など総額47億1167万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。予備バッテリーの購入費は184万円。救急車の出動件数が急増、搬送先が決まるまでの待機時間が長くなり、待機中のエアコンの使用などでバッテリーに負荷が生じ、エンジンがかからないこともあったという。また国の診療報酬改定を受け、市立川崎、多摩両病院の紹介状なし初診者の追加料金を医科5千円から7千円、歯科3千円から5千円とする条例の改正案を提出する。
ワクチン4回目接種予約受け付け 27日以降(5/25)
市は25日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、27日から順次接種券を発送、届き次第、予約を受け付けると発表した。対象は3回目接種から5か月を経過した60歳以上の市民。集団接種や大規模接種の会場では3回目も続いており、市は6月末までは若年層の3回目が中心とみて昼から夜間に開場するが、4回目接種が本格化する7月以降は午前中から夕方に実施時間帯を切り替える方針。
若年層のワクチン接種促進で一致 9都県市首脳会議(4/20)
首都圏の1都3県5政令市の首長でつくる9都県市首脳会議が20日、オンラインで開かれ、新型コロナウイルスの感染者数が高止まりしているとして、接種率が伸び悩んでいる若年層の3回目のワクチン接種を促進していくことで一致した。福田市長は気温が上昇する中でのマスク着用で高齢者や子どもの熱中症のリスクが高まるとし、感染症予防と熱中症対策を両立するための科学的根拠に基づく周知の必要性を指摘した。
市立看護大学開学式 4年制へ移行(3/26)
4月に発足する川崎市立看護大学(幸区)の開学セレモニーが26日、約100人が出席して行われた。1964年設置の高等看護学院から60年近くを経て、看護学部看護学科のみの男女共学定員100人、学長以下約40人の教員の体制となる。医療の高度化・多様化により3年制看護短期大学ではカリキュラムが過密になり、4年制大学に移行し、時代に対応する医療現場で活躍できる人材の育成を目指す。
集団接種会場午後9時までに 新型コロナワクチン(4/6)
市は6日、新型コロナワクチンの5月1日以降の集団・大規模接種会場を計4か所に集約し、働く世代が来やすいよう午後9時までの対応に変更する。4日までに約60万8000人の市民が3回目の接種を終えたが、65歳以上の90%に対し65歳未満は40%。日本生命川崎ビル(川崎区)の大規模会場は継続、各区1か所の集団会場は川崎市役所第4庁舎、高津市民館、新百合トウェンティワンを残す。火~日曜の週6日体制で午後1~9時(大規模会場のみ午後0時半から)。
4年制移行で初の入学式 市立看護大学(幸区)(4/5)
市立看護短期大学からの移行後、初の市立看護大学の入学式が5日、幸区の同校で開かれた。入学式には101人の新入生や保護者、来賓ら約250人が出席した。坂元昇学長は式辞で「地域のことをしっかり勉強し、どう貢献するかを考えてほしい」と激励した。新入生は23都道府県から集まり、うち市出身は15人、男性は約1割。受験倍率は看護短大時の約2倍から一般入試の前期約8倍、後期約27倍と急伸した。
「まん延防止措置」21日で解除 2か月ぶり(3/17)
県は17日、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を21日期限で解除する政府決定を受け、22日以降は飲食店への営業時間短縮や酒類提供の制限を行わないとした。市内の感染者数は7日からの1週間は前週に比べ約1500人減の計8675人。入院患者は17日午前現在、183人でピーク時の2月21日から半減した。福田市長は「地域経済の好転を期待する」と述べた。
まん延防止21日まで延長 飲食店への時短要請継続(3/4)
県内全域に適用された新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置が、7~21日の15日間延長されることが4日決まった。引き続き飲食店への営業時間短縮などの要請を継続する。要請内容は現行と同じで県が認証したマスク飲食実施店は、「午後8時半までの酒類提供と同9時までの時短」(協力金1日2万5千~7万5千円)か、「酒類提供停止で同8時までの時短」(同3万~10万円)の選択制。非認証店は、酒類提供停止で同8時までの時短(同3万~10万円)。いずれも「1テーブル4人以内」。
10歳未満男児死亡 市内病院で国内初(3/4)
市は4日、新型コロナウイルスに感染した県内在住の未就学男児が死亡したと発表した。国内での10歳未満の死者は初めて。先天性の障害で自宅で人工呼吸器を使用していたが、2月8日に発熱、せきの症状が出て急変した。かかりつけの市内の病院に救急搬送されたが9日未明に死亡した。病院に搬送後、コロナ感染が確認された。
大規模接種で当日予約可能 「優先」対象にバス運転手・ごみ収集事業者追加(3/2)
市は2日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場で新たに当日予約を受け付けると発表した。日本生命川崎ビル(川崎区南町)での大規模接種で、午前10時半以降の予約枠に空きがある場合に限り、当日分の予約を受け付ける。エッセンシャルワーカー向けの優先接種では、対象職種にバス運転手とごみ収集・処理事業者を追加した。18歳以上の市民のワクチン追加接種率は、2月28日時点で21.06%。