等々力緑地の再編整備、管理運営を東急など落札(11/8)

市は8日、等々力緑地(中原区)の再編整備と管理運営を一体的に担う事業を、東急を代表に富士通、丸紅、川崎フロンターレなどで構成するグループが576億9700万円で落札したと発表した。新たな球技専用スタジアムと陸上競技場、市民ミュージアムに代る新アリーナ施設、子どもの遊び場などを整備する。球技専用スタジアム、新アリーナ施設、駐車場の運営権は同グループに設定。他の施設は指定管理者制度を導入し同グループが管理する。各施設の運営開始は順次行い、緑地全体の整備完了は2029年度末の見込み。

放置バス行政代執行で撤去へ 東扇島の公園(7/15)

市は15日、川崎区の東扇島東公園に1年以上放置されている大型バスを行政代執行により22日に撤去すると発表した。バスは昨年6月1日から止められ普通車6台分の駐車スペースが使えない状態。今月15日現在、駐車料金は約66万円が未払いとなっている。車両には落書きや窓ガラス損壊もあり治安の悪化も懸念された。行政代執行は4例目で、市はバス所有者に1日付で撤去を求める戒告書を出し期限の14日までに撤去されなかった。

市のプール今季は入場制限なし 検温や消毒を徹底(7/10)

市は、大師プールと小倉西・平間・稲田の3児童プールを今年は7月10日から営業する。昨年夏は新型コロナウイルス感染対策のため、大師プールで1日80人など人数枠を決めて入場制限を行ったが、今季は入場制限は設けずに検温や消毒を徹底することで対応する。期間は8月末まで、利用時間はいずれも午前9時~午後5時(最終入場3時半)、料金は15歳以上が300円、3~14歳が1000円。

 「観梅会」で梅林を開放 27日まで御幸公園(3/19)

幸区の御幸公園で19日から、梅林を開放して梅の花を楽しむ「観梅会」が始まった。白加賀や豊後など25種約220本が植えられ、一部咲きの品種がほころび始め、白や赤など色鮮やかな花が楽しめる。市は2024年の市制100周年に向けて、明治天皇が行幸した名所「小向梅林」を復活させようと、同公園の梅の植樹を進めている。梅林は通常は立ち入り禁止、開放は27日まで。

等々力競技場に民間運営権 市議会に条例案提出(2/14)

市は14日開会の市議会定例会に、等々力陸上競技場(中原区)などの運営権を有償で民間事業者に設ける条例案を提出した。川崎フロンターレの本拠地の同競技場改修などの等々力緑地再編整備計画に基づき、22年度に緑地の再編整備を担う指定管理者を公募・選定し、この事業者が運営権を取得する。対象は改修後の球技専用スタジアム、新アリーナと駐車場で、市は事業者の収益から運営権の対価相当額を受ける。整備完了は29年度の見込み。

BBQ施設利用中止へ 多摩川緑地・東扇島公園(4/29)

市は29日から、市営バーベキュー広場の利用を中止する。隣接する東京都からの来場者も多く、市は感染防止のための協力を呼び掛けている。中止する施設は、多摩川緑地バーベキュー広場(高津区)、東扇島内の公園(川崎区)で、期間は「当分の間」。散歩などの公園利用は制限しない。多摩川緑地は昨年、来場者の約4分の1が都内から訪れており。臨海部の東扇島も最近は都内や横浜ナンバーの車が目立つという。

利用増で密の駐車場・大型遊具の利用禁止 市内38公園(4/25)

市は25日から当分の間、市内の広めの38公園の駐車場や大型遊具の利用を中止する。施設の休業が相次ぐ中、公園に多くの人が集まっており、利用者を減らす狙いで、公園自体は閉鎖しない。市職員が巡回して閉鎖後の状況を調べる。利用中止は川崎区扇島の4公園や富士見公園、幸区の夢見が崎動物公園、中原区の等々力緑地、多摩区の生田緑地など。夢見が崎動物公園、中原区の等々力緑地、多摩区の生田緑地など。

「合葬墓」に内覧希望者殺到 市緑ヶ丘霊園(5/27)

緑ヶ丘霊園(高津区下作延)内に完成した「合葬型墓所」で27日、内覧会が行われ大勢の市民が訪れた。市は午前と午後の計6回、各30人ずつを予定していたが、急きょ12回に増やして対応した。合葬型墓所は市が区画を個人に貸し出すのではなく、遺骨を1体ずつ袋に移し替えて地下の納骨棺に納め管理するもので、墓の管理に不安を抱く層にニーズがあり、市が初めて市営霊園に整備した。7月以降に市営霊園からの改葬希望者を優先し、11月頃から生前取得を希望する人など一般向けの受付を始める。

「おさかなポスト」今月で廃止 「さかなの家」閉園で (3/31)

多摩区稲田公園にある「おさかなポスト」が31日、廃止された。同ポストは家庭で飼えなくなった魚などを受け入れ、飼育できる人を探すもので、ポストが設置されている「市さかなの家」が同日閉園になったことによる。さかなの家は、アユやコイなどの稚魚を育てる畜養池として川崎河川漁業協同組合が1984年に開園したが、敷地内にあるいけすの老朽化や漁協の高齢化などで昨年市に閉園を申し出ていた。施設の廃止により、今後はNPO法人{おさかなポストの会」(同区生田)の飼育管理事務所で対面方式での引き取りに変更する。

夢見ケ崎動物公園で運営支援のサポーター募集(8/15)

幸区の夢見ケ崎動物公園は、個人や企業を対象に園の運営を支援するサポーター「ゆめサポ」を募集している。個人にはイベントの運営や植栽管理への参加、企業・団体には動物の飼料購入費などとして1口1万円からの寄付を呼び掛ける。期間は1年間で、登録するとバックヤードツアーなどの限定イベントに参加できる。同園は入園無料で老朽化施設の修繕費や人手が不足している。

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