市は29日から、市営バーベキュー広場の利用を中止する。隣接する東京都からの来場者も多く、市は感染防止のための協力を呼び掛けている。中止する施設は、多摩川緑地バーベキュー広場(高津区)、東扇島内の公園(川崎区)で、期間は「当分の間」。散歩などの公園利用は制限しない。多摩川緑地は昨年、来場者の約4分の1が都内から訪れており。臨海部の東扇島も最近は都内や横浜ナンバーの車が目立つという。
利用増で密の駐車場・大型遊具の利用禁止 市内38公園(4/25)
市は25日から当分の間、市内の広めの38公園の駐車場や大型遊具の利用を中止する。施設の休業が相次ぐ中、公園に多くの人が集まっており、利用者を減らす狙いで、公園自体は閉鎖しない。市職員が巡回して閉鎖後の状況を調べる。利用中止は川崎区扇島の4公園や富士見公園、幸区の夢見が崎動物公園、中原区の等々力緑地、多摩区の生田緑地など。夢見が崎動物公園、中原区の等々力緑地、多摩区の生田緑地など。
「合葬墓」に内覧希望者殺到 市緑ヶ丘霊園(5/27)
緑ヶ丘霊園(高津区下作延)内に完成した「合葬型墓所」で27日、内覧会が行われ大勢の市民が訪れた。市は午前と午後の計6回、各30人ずつを予定していたが、急きょ12回に増やして対応した。合葬型墓所は市が区画を個人に貸し出すのではなく、遺骨を1体ずつ袋に移し替えて地下の納骨棺に納め管理するもので、墓の管理に不安を抱く層にニーズがあり、市が初めて市営霊園に整備した。7月以降に市営霊園からの改葬希望者を優先し、11月頃から生前取得を希望する人など一般向けの受付を始める。
「おさかなポスト」今月で廃止 「さかなの家」閉園で (3/31)
多摩区稲田公園にある「おさかなポスト」が31日、廃止された。同ポストは家庭で飼えなくなった魚などを受け入れ、飼育できる人を探すもので、ポストが設置されている「市さかなの家」が同日閉園になったことによる。さかなの家は、アユやコイなどの稚魚を育てる畜養池として川崎河川漁業協同組合が1984年に開園したが、敷地内にあるいけすの老朽化や漁協の高齢化などで昨年市に閉園を申し出ていた。施設の廃止により、今後はNPO法人{おさかなポストの会」(同区生田)の飼育管理事務所で対面方式での引き取りに変更する。
夢見ケ崎動物公園で運営支援のサポーター募集(8/15)
幸区の夢見ケ崎動物公園は、個人や企業を対象に園の運営を支援するサポーター「ゆめサポ」を募集している。個人にはイベントの運営や植栽管理への参加、企業・団体には動物の飼料購入費などとして1口1万円からの寄付を呼び掛ける。期間は1年間で、登録するとバックヤードツアーなどの限定イベントに参加できる。同園は入園無料で老朽化施設の修繕費や人手が不足している。