市は15日、新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが減少した個人店舗など小規模事業者に一律10万円の支援金を支給することを決めた。対象は売り上げが前年比30~50%減の事業者で、国の持続化給付金の対象(前年同月比50%以上の売り上げ減)に該当しない事業者で、約2万店を想定、総額20億円を見込む。独自施策としての現金給付を行わないとしてきた方針を撤回したもので、市議会は独自施策として協力金などの給付を求める付帯決議を全会一致で採択していた。
市がプレミアム商品券発行 1万円で1万3千円分(4/30)
新型コロナウイルスの感染拡大を受け市は30日、市内の飲食、小売店、宿泊施設などで使える3割のプレミアムを付けた商品券「川崎じもと応援券」を発行すると発表した。事業費は経費を含め30億円で7月をめどに発行する。1万円で額面1万3千円分の商品券が購入でき、冊子で市在住、在勤、在学なら一人5冊まで、使用期限は発行から半年。福田市長は「地元中小企業が困っている現状を下支えしたい。10万円の給付金の一部を地元のために使ってほしい」と述べた
「カワスイ」に名称変更 川崎駅前水族館(4/20)
かわさき駅東口の商業施設・川崎ルフロン内に今年7月開業予定の水族館の名称を「mizoo川崎水族館」から「カワスイ川崎水族館」に変更すると、20日同館を運営する(株)アクア・ライブ・インベストメントが発表した。同社は「アルファベットの名称は読み違いされることもあり、地元企業や自治体との連携を意識したより分かりやすい名称にした」と説明した。水族館は川崎ルフロンの9,10階の計約7千㎡に設け、「世界の美しい水辺」がテーマとなっている。
園児の手荒れ防止にハンドクリーム寄付 ユースキン製薬2万本(4/3)
新型コロナウイルスの感染拡大により、手洗いや消毒を繰り返す子どもたちの手荒れを防ごうと、医薬品製造・販売会社「ユースキン製薬」(川崎区)は3日、ハンドクリーム(30㌘)2万本を地元の民間保育園団体・市保育会に寄付した。同会は約70保育園の園児や職員計約8500人に配布する。同社によると、手荒れに関する問い合わせが急増しており、洗浄力の高い殺菌剤入りの石けんや消毒用アルコールを使うことで、必要な皮脂まで失われてしまうためという。
新型コロナ対策ローンで中小企業支援 川崎信金きょうから開始(4/1)
川崎信用金庫(川崎区)は4月1日から、新型コロナウイルス感染症により事業に影響を受けている中小企業向け無担保ローン「この街ローン 新型コロナウイルス対策資金」の取り扱いを開始する。対象は同信金営業エリアで事業を営む会社で、不動産を所有するか、同一場所で同一事業を3年以上行っていることが条件。融資額は100万~500万円で、金利は通常より1.1%低い変動の年利2.5%。政府系金融機関よりも金利は高いが緊急性の高いニーズに対応できるとしている。
鉄鋼苦境JFE高炉1基休止へ 23年度めどに(3/27)
JFEスチールは27日、2023年度をめどに東日本製鉄所京浜地区(川崎市)の第2高炉(炉容積5,000立方㍍)を休止すると発表した。鋼材需要の低迷など事業環境悪化を踏まえて設備の減損処理により、持ち株会社JFEホールディングスの20年3月期末連結純損益は過去最大の1900億円の最終赤字(前期は1635億円の黒字)となる見通し。新型コロナウイルスの感染拡大を受け自動車各社の鋼材需要は低迷、鉄鉱石価格が高止まりするなど収益環境は厳しくなっている
朝鮮学校にも支援のおにぎり ローソン(3/17)
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、コンビニ大手ローソンは学童保育施設に対しておにぎりの無償配布を行っているが、17日在日コリアンの子どもたちが通う川崎朝鮮初級学校(川崎区)に支援のおにぎりが届いた。無償配布は学校の休校を受け、昼食の準備が必要となった保護者の負担を減らそうと実施。申し込みのあった施設を対象に、17日は約2700施設に約22万個を届けた。同校は学童保育施設として市に届け出てないが、ローソンは「朝鮮学校だからと言って分け隔ては考えもしなかった」と話している。朝鮮学校は高校授業料や幼児教育・保育の無償化から除かれ、さいたま市では感染防止用のマスク配布でも対象外とされた。
「国際女性デー」にちなみミモザの花束を チネチッタ(3/7)
国連が定める3月8日の「国際女性デー」にちなみ、川崎区の映画館「チネチッタ」で7日、国際女性デーのシンボルフラワーの季節の花「ミモザ」のブーケが来館者にプレゼントされた。イタリアで3月8日を「ミモザの日」と呼び、男性が女性にその花を贈って感謝の気持ちを伝える習慣にならった催し。イタリアの街並みを模した複合照合施設『ラ チッタデッラ」では2004年から毎年この時期に「ミモザ フェスタ」を開催している。
星野リゾート川崎に6月開業 1泊2818円からのホステル(2/4)
星野リゾート(長野県軽井沢町)は4日、川崎区に都市観光客向けホステル「OMO3(おもすりー)東京川崎」を6月11日に開業すると発表した。複合商業施設「ラ・チッタデッラ」の近くで、JRや京急の川崎駅から徒歩10分圏内。他社が営業中のホステルを改装し引き継ぐもので、地上6階地下1階の227室、シャワーやトイレは共用になる。カーテンで仕切られた2段ベッドのドミトリータイプが(137室)が中心で1泊税別2818円からと低価格。高級ホテルの運営で知られる同社として初の業態となる。
東急電車・バス+映画見放題などの定額制サービス試験的実施(1/14)
東急グループは15日、東急沿線の電車やバス、映画、食事を1か月単位の定額で利用できる「サブスクリプション」サービスを始めると発表した。交通手段と生活サービスが一体となった定額制サービスは日本初で、東急線と東急バス全線が1か月乗り放題のチケットに、グループの映画鑑賞見放題やかけそば・もりそば1日1食のサービス。3~5月に試験的に実施し、利用状況をみて本格展開を検討する。価格は1か月の税込み、電車・バスと映画の組み合わせが3万円、そばの組み合わせが2万3500円で、16日からインターネットで販売する。