8月お盆の3日間を閉庁に 市立小中学校と特別支援学校(6/16)

市教育委員会は、8月13~15日の3日間を市立小中学校と特別支援学校の閉庁日とすると発表した。教職員にまとまった休日を取得してリフレッシュしてもらうのが目的。今年は11日が「山の日」で祝日、12日が日曜日で、閉庁日と合わせると最長で5日連続の休日となる。教職員は夏休み期間中も平日は出勤するのが原則で、部活動もあるためまとまった休みを取るのが難しかったことから、閉庁日にすることで休日取得を促すという。

県立川崎図書館移転再オープン(5/14)

産業と科学技術、社史の宝庫として知られる県立川崎図書館が高津区坂戸のかながわサイエンスパーク(KSP)に移転し、14日に記念式典が行われ、15日に一般利用を再開する。同図書館は、蔵書数約24万冊、社史は約1万9千冊と国内有数。技術を支える「ものづくり情報ライブラリー」として再生され、従来の専門性ある蔵書に加え、国内の公共図書館では初めて、世界の科学技術論文や電子学会誌を検索できる。

中学校教諭の54.9%過労死ライン 市教委調査(4/26)

市の公立中学校教諭の54.9%が週60時間以上の長時間勤務をしていることが26日、市教委が初めて実施した勤務実態調査でわかり市議会文教委員会で報告した。時間外労働の月80時間超を目安とする「過労死ライン」に相当する水準で、市教委はICカードに出退勤時間を記録するシステムの導入や事務支援員などを配置して教員の負担軽減を図る。

「軍学共同」の背景に迫る企画展 登戸研究所資料館(12/7)

多摩区の明治大学平和教育登戸研究所資料館が、企画展「科学技術と民間人の戦争動員―陸軍登戸実験場開設80年-」を開催している。戦時中に同研究所で行われた細菌兵器や偽札、スパイが使う毒薬などの研究を「軍・産・学共同の典型的事例」とみてその背景などに迫る内容。企画展は来年331日まで。

中学校給食全校スタート(12/1)

市中部と北部の各学校給食センター(中原区、麻生区)1日、稼働スタートし、市立中学校全52(生徒数約29千人)での完全給食の実施が実現した。給食センターは、設計から建設、運営まで一括して民間委託するPFI方式で、市は、業者に建設費や維持管理費などとして計193億円を拠出する。

市立看護短大22年度に4年制移行(11/24)

市は24日、市立看護短大(幸区)について2022年度の開学に向けて4年制大学化する方針を示した。高度医療などに対応する看護師の養成をするのが狙いで、准看護師教育を行ってきた川崎看護専門学校(高津区)は、早ければ20年度末に閉校となる。

酒飲み合戦を再現 大師地区で「水鳥の祭」(10/15)

 江戸時代の川崎・大師河原で行われた酒飲み合戦を再現する「水鳥(すいちょう)の祭」が15日、川崎区の川崎大師平間寺などで開かれた。大師河原を開拓した名主の池上太郎右衛門幸弘とその一族と、江戸の医者で儒学者の茨木春朔と仲間が1649年に行った酒飲み合戦を再現したもの。地元の有志らがそれぞれ大酒のみを自慢する口上合戦の後、大きな盃に日本酒を注ぎ、一気に飲み干した。

共生の舞 勇壮に 朝鮮学校で恒例行事(10/8)

朝鮮学校の校庭を開放し、地域住民が触れ合う恒例の「第14回KAWASAKI大交流祭」が8日,川崎区の川崎朝鮮初中級学校で催された。チヂミやスジ煮込みといった「在日コリアンの味」を振る舞う出店が並び、同校児童による朝鮮舞踊やテコンドーの演武、神奈川朝鮮中高級学校吹奏学部の演奏が会場を盛り上げた。来場者は多文化共生の豊かさと民族のよりどころである学校の大切さを確かめ合った。

東海道「川崎宿」PR 和装でパレード(9/18)

国際交流しながら旧東海道川崎宿を盛り上げるイベント「東海道街角アートウイーク」が18日、東海道かわさき宿交流館(川崎区)で行われ、市内で暮らす留学生らが参加し、東海道の歴史を学んだ。当日は交流館来館者20万人達成を記念し、子どもみこしや和装の参加者らが旧東海道などを練り歩いた。

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