市は2021年の市の印象に残った出来事に関してツイッターで投票を募り、「川崎フロンターレ悲願の天皇杯初優勝(1月)」が1398票でトップに。ツイッターでの投票企画は昨年に続き2回目。今回は昨年の2倍以上となる12,027票の投票があった。2位以下は②川崎フロンターレJ1連覇(11月)③フロンターレ富士ゼロックススーパーカップ優勝(2月)④川崎ブレイブサンダース天皇杯優勝(5月)⑥新型コロナワクチン大規模接種会場(NEC)開設(6月)⑦新型コロナワクチン市民向け接種開始(4月)⑧藤子・F・不二雄ミュージアム会館10周年(9月)⑨カワサキハロウイン24年の歴史に幕(8月)⑩川崎市長選挙(10月)
犯罪被害者支援の条例案委員会可決 登戸の事件対象外(12/9)
2019年に登戸駅近くで登校中の小学生らが襲われ殺傷した事件をきっかけに、市が制定を目指す犯罪被害者等支援条例案を市議会文教委員会は9日、賛成多数で可決した。支援の対象は条例成立後に被害を受けた人に限られ、登戸事件の被害者は対象外となる見通しで審議では異論もあった。委員会は被害者家族からの、継続した支援と支援内容の充実を求める陳情を趣旨採択した。
黒木さん、地名研究所らに市文化賞(9/7)
市は7日、2021年度の「第50回川崎市文化賞」などの受賞者6人、2団体を発表した。文化賞は中原区の医学博士黒木登志夫さん(85)、「日本地名研究所」(高津区)、市文化財団顧問の北條衛さん(75)、「ゆりがおか児童合唱団」(麻生区)。社会功労賞はハンセン病回復者の石山春平さん(85)、高津区の医師片岡正さん(69)。今後の活躍が期待されるアゼリア輝賞は俳優の加藤梨里香さん(23)、サクソフォン奏者の齋藤健太さん(28)にそれぞれ決まった。
看護短大で感染症防護服の着脱実践 市電設工業会が寄贈(9/16)
市立看護短大(幸区)で16日、来春にも医療現場で働く3年生76人が寄贈された防護服を使って着脱方法を学んだ。川崎に本社を置く電気工事業者でつくる市電設工業会(加藤哲郎会長)が看護学生に役立ててほしいと、医療用N95マスク、ゴーグル、シューズなど感染症防護服一式(約5千円相当)230組を贈呈。特別授業で、エボラ出血熱など重篤な一類感染症の発生を想定し、防護服の着脱を実践した。
世界自殺予防デーでライトアップ 川崎マリエン(9/10)
世界保健機関(WHO)が定めた世界自殺予防デーの10日、市は川崎マリエン(川崎区)をライトアップした。昨年に続き2回目で、それまでは自殺予防のチラシを配布をしていたが、感染予防のためライトアップに変更した。点灯は日没から午後8時まで、16日まで実施。市の自殺死亡者数は2009年以降、減少傾向にあるが、20年は198人と前年より7人増えた。
カワサキハロウイン終幕 1997年誕生国内最大級に(8/27)
JR川崎駅周辺で毎年10月末に開催される国内最大級の「カワサキハロウイン」の終了が27日発表された。事務局のチッタ エンタテインメントによると、カワハロは1997年シネマコンプレックス「チネチッタ」の10周年を記念して始まり、やがて商店街や市など25団体が主催する官民一体の一大イベントに。最後の仮装パレードとなった2019年は参加者約2千人、沿道には観覧者約12万人が訪れた。
リニア大深度地下工事は安全か 中原区で住民説明会(8/23)
大深度地下を掘り進めるリニア中央新幹線のシールドトンネル工事を巡り、JR東海は23日、中原区内で住民説明会を開いた。東京都調布市の東京外郭環状道路の工事で起きた陥没事故を受けた開催で、75人が参加。リニアは東京・神奈川・愛知の都市部で外形約14メートルのトンネルを掘る計画。市内は中原区等々力ー麻生区片平の約16.3キロの地下を通る。参加者からは「大深度工事が安全の前提は外環道の事故で崩れた。巨額の費用や減退する交通需要からもリニアは必要なのか」の意見も出た。
「五輪途中でも中止の判断」考慮に コロナ感染急増で岡部所長(7/30)
内閣官房参与で東京五輪の大会組織委員会の専門家会議座長の岡部信彦・市健康安全研究所所長は30日の市議会健康福祉委員会に出席し、新型コロナウイルス感染急増での五輪開催について「大きな大会の真っ最中に世界を揺るがすような感染症が出てきた場合、途中でも中止するという判断を考慮の中に入れておくべきだ」との考えを明らかにした。
「多摩川スカイブリッジ」に 川崎と羽田結ぶ連絡橋の名称(7/6)
市は6日、羽田空港と市臨海部の殿町地区をつなぐ新しい橋の名称が「多摩川スカイブリッジ」に決まったと発表した。市と東京都が橋の名称を募集し、国内外から8498件の応募があった。最多は「スカイブリッジ」だったが、両岸の地域住民の愛着という面を踏まえて「多摩川スカイブリッジ」(12位、56件)が選ばれた。長さ約675㍍、幅約17~21㍍で、河口に最も近く人が渡れる多摩川の橋で最長。本年度末の開通予定。
かわさきFM社長に大西絵満さん DeNAから出向(6/29)
市が出資するコミュニティ放送局「かわさき市民放送」(かわさきFM、中原区)は29日、新社長にディー・エヌ・エー(DeNA)から出向した大西絵満さん(39)が就任したと発表した。25日付。DeNAは、市で男子プロバスケットボールB1、川崎ブレイブサンダースを運営し、地域振興や持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいる。大西さんは、有線ブロードネットワークスなどを経て、2009年にDeNAに入社。