新校名は「小杉小学校」19年4月開校(9/16)

市教育委員会は、マンション建設を背景に人口が増えている中原区の小杉エリアに2019年4月開校する市立小学校の名称を「小杉小学校」とし、通学区域を小杉2,3丁目とする最終案をまとめた。「小杉小」は中原区小杉2の日本医科大校舎跡地の約1万㎡の敷地に5階建ての校舎などを整備する。

市長と高校生公約討論 達成状況や課題を検証 (9/10)

福田市長の1期目の公約を巡り高校生が市長と意見を交わす「マニフェスト検証会」が10日、川崎青年会議所の主催で開かれた。中学校給食の無料化や小児医療費の小学6年までの無料化、路上喫煙などに質問が及んだ後、市長は「こうした検証を繰り返すことが主権者教育には大切」と答えた。

市立中22校で給食開始 センター方式(9/4)

市南部学校給食センター(幸区)が4日、本格稼働し、22の中学校で完全給食が始まった。市内3か所に整備する給食センターの先陣を切り、約1万3500食分が一括調理され、配送車で各校に計画通り届けられた。計画は、川崎、幸、高津、宮前の4区の22校に、配送車20数台で10~55分の間に届ける。

小学校道徳教科書 光村図書を採択(8/27)

来年度から全国一斉に小学校で教科化される道徳について市教育委員会は27日、光村図書出版の教科書を初めて採択した。「共生を実感でき、自分もみんなも大事にすることを6年間通して学べる」「題材のテーマが最初に触れられて使いやすい」などの理由から渡辺直美教育長を除く5人の教育委員のうち3人が挙げた光村図書に決まった。市民の関心は高く、傍聴者は132人。

いじめも体罰もないまちづくりを 「子どもの権利」団体設立(8/20)

いじめや差別、体罰のない「子どもにやさしいまち」づくりを目指そうと教育・人権擁護団体関係者らが20日、「かわさき子どもの権利フォーラム」を設立した。高津区の市子ども夢パークで開かれた設立集会では約50人が参加し、国内初の「市子どもの権利に関する条例」の啓発活動を行うことを確認した。代表には元市立学校校長で指導主事として同条例策定に参加した山田雅太さんが就任。

九ちゃんに届け 母校の児童合唱で追悼 (8/12)

1985年8月12日の日航機墜落事故で亡くなった市出身の歌手坂本九さんの追悼コンサートが12日、JR川崎駅東口の川崎ルフロンで開かれた。母校の市立川崎小学校の児童がヒット曲6曲を披露し、大先輩の33回忌を弔った。市消防音楽隊の演奏とともに「上を向いて歩こう」などを踊りながら合唱し、多くの買い物客らが足を止めて聴いていた。

広島原爆の惨劇を身近に 市平和館(8/11)

72年前の広島の原爆被害を伝える「原爆展・特別展~ヒロシマの原爆~」が9月3日まで市平和館(中原区木月)で開かれている。日本平和博物館会議の共同企画事業で、今年は「広島の原爆」に焦点を当て、原爆の熱線で溶けたガラス瓶や瓦、溶けて固まった皿など資料29点、熱線でできた人の影や背中一面のケロイドなど、写真や説明パネルなど計240点を展示している。

小中学生が職業体験(8/2)

夏休み中の小中学生がさまざまな仕事を体験するイベントが2日、市内で開かれた。市議会の本会議場では議員になりきって質問し、臨海部の殿町国際戦略拠点キングスカイフロントでは医師や研究者になって、手術や実験に挑戦した。市議会での「夏休みこども議場見学会」には小学生32人と保護者が、キングスカイフロントでは小中学生と保護者ら約1200人が参加した。

市立小のいじめ「対応が不適切」(7/26)

市立小学校で2校で、いじめられた児童2人が一時登校できなくなった問題で、市教育委員会は26日、弁護士ら第三者委員会による調査結果を公表した。第三者委は「学校はいじめを認知した対応を行っていなかった」「校長や教頭が児童や保護者に不適切な対応をし、とるべき対応をしなかった」などと指摘した。

小学給食値上げ 来年度、食材費高騰で40円(7/20)

市教育委員会は20日、市議会文教委員会で、来年度から市立小学校の給食費を1食あたり40円値上げし、270円にすると明らかにした。「健康給食」をめざし、米飯を週3回以上、旬の果物などのデザートを月4回程度に増やすなどメニューを充実させる一方、食材費が高騰しているとして「食育の観点から望ましい献立を提供するためと」説明している。

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