市出身の友風にエール 幕内昇進祝賀会(5/7)

川崎区出身で3月の大相撲春場所で県内出身力士として24年ぶりに新入幕を果たした友風(24=本名・南友太)の幕内昇進祝賀会が7日、区内で開かれた。約350人の出席者は初土俵から所要11場所でのスピード出世をたたえた。友風は宮前小、富士見中、県立向の岡工高、日体大を経て、2017年尾車部屋に入門し、18年十両昇進、初入幕の3月春場所で9勝6敗の好成績を挙げた。夏場所での前頭9枚目は県内出身力士の最高位。

「令和」由来の万葉集関連書籍を展示 市地名資料室(5/7)

改元を記念して市地名資料室(高津区・てくのかわさき4階)に7日、令和の由来となった万葉集に登場する古代の地名や古代の川崎に関する書籍などを集めたコーナーが設けられた。「萬葉集地名歌総覧」や「万葉地名寸見」、「古代地名大辞典」といった専門書など約50冊が展示された。万葉集に収録された歌の中には、橘樹郡から北九州の防衛にあたった防人が詠んだ歌や川崎に関する地名が登場する歌などがある。31日まで。

来館者350万人達成 藤子ミュージアム(4/28)

市藤子・F・不二雄ミュージアム(多摩区)の来館者が28日、開館から約7年8か月で350万人に達し、記念セレモニーが行われた。節目の入館者になったのは家族4人で訪れた東京都西東京市の小学2年生。記念品として、「ドラえもん」全20巻やドラえもんの身長(129.3㌢)の2分の1のフィギュアなどが贈られた。同館は2011年9月に開館し、世界中から年間約50万人が訪れている。

英パラチームの事前キャンプ 等々力競技場賃借契約(4/24)

市は24日、2020年の東京パラリンピックで事前キャンプ地として等々力陸上競技場を利用する英国のパラリンピック委員会(BPA)と賃借契約を結んだ。BPAのマイク・シャロックCEOは市役所を訪れ福田市長と契約書を交わし、「川崎に来るアスリートたちが、市民の温かいおもてなしと友情を感じることを確信している」と話した。契約期間は来年8月15日~9月2日で、市は機材の搬入や保管などにも協力し、BPAは条例に定める施設使用料の半額を支払う。

市のホテルシップ誘致 アジア最大クルーズ客船会社と覚書締結(3/29)

2020年東京五輪・パラリンピック開催に合わせてホテル誘致を目指している市は29日、アジア最大のクルーズ客船会社「ゲンティン香港」(本社・香港)を協議対象者に決め、覚書を締結した。客船「エクスプローラードリーム」(7万5338㌧)を来年7月23日~8月9日の18日間、川崎港東扇島に停泊させる計画で、今後同社と協議を進める。同船は横浜港発着クルーズを行っていた客船を改装、グレードアップして来月就航予定。客室数約930室、乗客定員1870人。

蟹ヶ谷古墳群で現地見学会(3/2)

市教育委員会は2日、発掘調査を進めている蟹ヶ谷古墳群(高津区)の現地見学会を開いた。現地は6~7世紀ごろの古墳群で、現存する市内唯一の前方後円墳(全長約27㍍)1基のほか、円墳4基程度があるとみられている。調査は市教委と、専修大や鶴見大などの研究者からなる調査団と連携して行われている。今回の調査は古墳の形や規模、埋葬施設などの確認が目的で、参加者らは市教委の学芸員から説明を受け、写真を撮ったりして遺構を見学した。

風呂で「フロ」ンターレ応援 銭湯でPV観戦(3/1)

サッカーJ1川崎フロンターレは、1日午後7時に等々力陸上競技場(中原区)での鹿島アントラーズ戦を、銭湯「千年温泉」(高津区千年新町)で観戦できるパブリックビューイング(PV)を開催する。チーム名の「フロ」と「風呂」を掛け合わせた川崎浴場組合連合会との共同企画。男湯と女湯を隔てる壁の上に専用のスクリーンをつるし、男女とも湯船につかりながら観戦できる。PVは午後6時からだが、観戦後のサポーターにも足を運んでもらおうと、午前零時の閉館まで映像を流す。

川崎大師の「念仏」を市文化財に指定(2/15)

市教育委員会は、川崎大師平間寺(川崎区)で行われている「川崎大師引声(いんじょう)念仏・双盤念仏」を市文化財(重要習俗技芸)に指定した。引声念仏は1834年、当時の和尚が本堂再建を期して始められたとされ、弘法大師像前の御簾を開閉する際の約十分間、鉦をたたきながら長く伸ばして節を付けた念仏を唱える。双盤念仏は1897年頃に始まり、三つの鉦と一つの太鼓を使い、十四の曲目の念仏と鉦で約四十分間続く。市内の仏教芸能を考えるうえで重要として、市文化財審議会の答申を受け8日指定された。

車椅子を積み上げ愛を表現 岡本太郎賞に檜皮さん(2/14)

若手芸術家の登竜門「第22回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」の授賞式が14日、市岡本太郎美術館(多摩区)で行われ最優秀の岡本太郎賞は檜皮一彦さん(大阪市)の「hiwadrome:type spec3」に贈られた。作品は、車椅子20台を積み上げた高さ5㍍ほどのタワーでLED照明やプロジェクターなどが組み込まれ、光とダンスミュージックがクラブ空間をほうふつさせる。四肢に障害があり車椅子を利用する檜皮さんは、作品名を自分の名字とシンドロームを掛け合わせた造語で愛を表すと話した。次点の岡本敏子賞は風間天心さん(札幌市)の作品が選ばれた。

毎日映画コンクール表彰式 川崎で10回目(2/14)

第73回毎日映画コンクール表彰式が14日、カルッツかわさき(川崎区)で開かれ,最高賞の日本映画大賞はカンヌ国際映画祭で最高賞「パルム・ドール」を獲得した「万引き家族」(是枝裕和監督)に贈られた。主演の安藤サクラさんは女優主演賞に、昨年死去した樹木希林さんは女優助演賞に選ばれた。また男優主演賞は「きみの鳥はうたえる」の柄本佑さんに贈られ、安藤さんと夫婦での受賞となった。表彰式が市内で開かれるようになって今回で10回目。

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