「全国都市緑化フェア」の開催を記念して崎陽軒(横浜市)は19日から市とコラボして企画した「かわさき彩々(カラフル)弁当」(1100円)を発売する。「市の多様性を表現した弁当」で、「昔ながらのシウマイ」にみそだれ和えの揚げ餃子や韓国風ナムル、沖縄の郷土食ニンジンしりしり煮なども添えた。同弁当は2022年「多摩川スカイブリッジ」の開通を記念して販売、人気のあまり買えないという声も。23日まで市内11店舗で販売。
「純川崎産ワイン」初のボトル詰め販売 「ワイン特区」規制緩和で(10/12)
市内の特産農産物から醸造された「純川崎産ワイン」が12日、初めてボトル詰め販売された。これまで農家が経営するレストラン等での提供に限られていたが3月に「かわさきそだちワイン特区」の規制緩和で広く販売できるようになった。今回販売のボトル詰めワインは「岡上ヌーボー2024(ロゼ)」のハーフボトル100本で1本2,200円(税込)、小田急線新百合ケ丘駅南口で開かれる「しんゆりフェスティバル・マルシェ」で。
川崎産ミルク使用のソフト販売 高津区・福田牧場(4/6)
市内で唯一、高津区で酪農を営む「福田牧場」(牧場主・福田努(69)さん)の搾りたてミルクを使用したソフトクリームが6日から、JAセレサ川崎が運用する大型農産物直売所のセレサモス宮前、麻生両店で販売する。同牧場は東急・溝の口駅から2㌔ほど離れた住宅街の一角に乳牛13頭を飼い毎日牛乳300リットルほどを出荷、高い品質が認められ県知事賞の受賞も。乳牛のほかヤギやヒツジ、ポニーなどを飼育、小学校や保育園などで年間200回以上の「移動動物園」も開催。
給食産地偽装で市と和解 市側に解決金約3400万円(3/5)
市教育委員会は5日、学校給食用の豚肉の産地偽装問題で、市と納品業者、加工業者の3者で和解が成立したと発表した。外国産を国産と偽って混入していた食品加工会社「寿食品」(相模原市)が市と納品業者に損害賠償相当の解決金約5180万円を支払った。給食食材の調達受託者の公益財団法人市学校給食会への寿食品からの解決金は約3414万円で給食会から市が歳入として受け入れ、学校給食の食材調達費に充てる。寿食品が納品していた商社への解決金は約1768万円。
ソウルフードを園児用メニューで 「ニュータンタンメン」(2/7)
市制100周年「みんな美味しい、郷土の味!」事業の一環として、川崎の特産品や郷土料理の給食献立への取り入れを進めている市は7日、ソウルフードとして市民に親しまれる「ニュータンタンメン」を保育所の栄養士らのチームがレシピを作成、宮前区の土橋保育園で提供した。調味料は控えめだが特徴のニンニク風味やふんわり卵を再現、パブリカパウダーで赤味を出した。今後、市内の公立や一部民間保育所でも提供される予定。
川崎産「香辛子」使ったシロップ 新しい名物に明大生協力(1/29)
地元の農家や飲食店向けに新商品の開発支援を行う「美遊JAPAN」(川崎区)が川崎生まれのトウガラシの品種「香(こう)辛子(がらし)」を使ったシロップ「香がらしろっぷ」の販売を29日始めた。商品開発には明治大学農学部(多摩区)学生が協力。香辛子は華やかな香りが特徴の夏野菜で「味の素」の研究所(川崎区)が2018年に開発。体脂肪燃焼や血行促進などが期待でき、ミルクで割ってもアイスにかけてもピリリと独特のおいしさが広がり、新しい川崎名物にと意気込む。税込み1000円。
「#かわさき推しメシ」グランプリに「油や鹿鳴」の油そば(11/28)
市の飲食店が自慢の一品を市民投票等により競う第2回「#かわさき推しメシ」グランプリが28日、「油や鹿鳴」(高津区諏訪)の「油そば」に決まった。102店がエントリー、2次投票通過の4店を食の専門家3人が実食審査を行い、油そばのシンプルでありながら酢、ラー油、汁の組み合わせで味の変化も楽しめる点が評価された。準グランプリは居酒屋「酒屋敷ごっそ溝の口店」(高津区溝口)の「賞味期限39秒 あみ肝」。
市長賞の献立全市立中で提供 中学校給食献立コンクール(1/19)
市は給食への関心を高めてもらおうと「中学校給食献立コンクール」を実施、1138点の応募のなかから19日、市立東高津中2年の丸橋丈さん(14)の県内産食材を生かした献立に最優秀の市長賞を贈った。「三浦をまるごと味わおう」をテーマに三浦産グロを使った塩こうじ唐揚げや三浦大根と大根葉の味噌汁などをメニューに組み込んだもので、献立は1月末までに市立の全中学で順次給食として提供される。
市と崎陽軒のコラボ「多摩川スカイ開通記念弁当」(3/12)
崎陽軒(横浜市)は12日から4月25日までの期間限定で、多摩川スカイブリッジの開通を記念して市とのコラボ企画「かわさき彩々(カラフル)弁当」を販売する。地元グルメ「揚げギョウザみそだれあえ」、「韓国風ナムル」、沖縄郷土料理「ニンジンしりしり煮」など計5品を開発、市の多様性を表現した。デザートに川崎大師参道「大谷堂」の「抹茶わらび餅」も入る。税込み千円。当初は1日100個限定。市内11店舗のみで取り扱う。
「純川崎産」ワイン誕生 特区認定麻生区で(7/4)
市内でブドウ栽培から醸造まで一貫生産された純川崎産ワインの完成披露会が4日、開かれた。農業生産法人カルナエスト代表の山田貢(39)さんが、昨年3月麻生区に認定された「かわさきそだちワイン特区」を活用して果実酒製造免許を取得し、栽培開始から足掛け9年で「蔵邸ワイン岡上ロゼ2020」の完成にこぎつけた。酸味があり華やかな香りが特徴の辛口のロゼワイン。小売りはせず、「蔵邸ワイナリー」(同区岡上)に併設のワインバーなどで提供。