市ヘイト規制の指針で警告 初の行政指導(12/2)

市は2日、公的施設でのヘイトスピーチを事前規制するガイドライン(指針)に基づき、市教育文化会館(川崎区)での講演会を主催した団体に文書で「警告」したうえで会館の利用を許可した。3月に施行された同指針による警告は初めて。講演会は「ヘイトスピーチを考える会」を名乗る任意団体の主催で、6月に行った時は反対する市民らともみあいになり中止となった。指針では、警告は「不許可」、「条件付き許可」に次ぐ行政指導で、市は今回ヘイトスピーチを行う可能性があると判断した。

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