市民ミュージアム水没被害賠償を 市民オンブズマン監査請求(6/18)

昨年10月の台風19号で市民ミユージアム(中原区)の収蔵品が浸水したのは、市が適切な管理を怠ったためだとして、かわさき市民オンブズマン(川口洋一、篠原義仁代表監事)は18日、被害額を福田市長らに賠償させるよう住民監査請求した。請求書によると、大型台風の襲来は数日前から予想され、事前に万全の措置を講じる必要があったが、市と指定管理者は休館などの対応を検討したものの、地下収蔵や浸水対策をせず、収蔵品を上階に移し替えなかったことは市の違法、不当な財産管理にあたると指摘した。指定管理者は善管注意義務違反があったとしている。

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