市内感染者最多更新の100人(12/31)

市は31日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多を更新し100人となったと発表した。うち67人の感染経路が不明。クラスター(感染者集団)が発生した市南部の病院で入院患者の60代女性が新たに陽性と判明し、感染者は計30人になったほか、川崎区の有料老人ホームでも新規感染者が判明し計11人になった。また、市内のいずれも80代男性2人の死亡も報告された。

初詣の参拝・お土産オンラインで 川崎大師周辺商店街HP開設(12/29)

例年300万人もの初詣客が訪れる川崎大師(川崎区)の周辺商店街が、オンラインで「参拝」や土産物の購入ができる新しいホームページ(HP)を29日にも開設する。HPでは、仲見世通りから大山門をくぐって境内に入り、御水屋や大香炉の前を通過、大本堂にお賽銭を入れて祈願する―など、参拝者目線で撮影した動画を公開する。仲見世通りの24店舗で買い物できるオンラインショッピングも楽しめる。ほかに、感染症対策や参拝者向けの混雑状況なども掲載する。

かわさきマイスター4人認定 新たに「そば職人」も(12/22)

市は22日技術・技能を持つ市内最高峰の匠に贈られる称号「かわさきマイスター」に、本年度4人を認定したと発表した。今回初めて「そば職人」の職種が加えられ、1997年度から始まったマイスターは75職種、109人となった。認定者は、造園技能士の小林政春さん(67)、プラスチック塗装の清水達也さん(58)、そば職人の須山守さん(62)、洋菓子製造の藤本智美さん(49)。そば職人として初認定の須山さんは、そば粉の状態により打ち方を工夫し、江戸そばつゆの伝統製法にもこだわった。

今年の漢字は「感」 福田市長(12/22)

福田市長は22日の会見で、今年を表す漢字一文字に「感」を選んだと発表した。新型コロナウイルス感染症対策に奔走する中で直面した「感染」「感謝」「感動」の三つを今年の象徴として挙げた。コロナ禍を示す「感染」、医療従事者やエッセンシャルワーカーへの「感謝」、J1リーグ優勝の川崎フロンターレをはじめスポーツ、文化への「感動」の言葉で感染拡大防止に明け暮れた一年を振り返った。

平間小にSDGsアワード特別賞 市内初の受賞(12/21)

SDGs(持続可能な開発目標)の推進に向け、政府が優れた取り組みを表彰する「第4回ジャパンSDGsアワード」で、市立平間小学校(中原区)が特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞し、佐川昌広校長が21日、首相官邸で賞状を受け取った。企業、団体を含めて市内で初の受賞。小学校の受賞は全国で3校目。同校はこの2年間、SDGsの達成に向けて自分たちにできることを学年ごとに学習。「平間SDGsフェス」などで学校外にも発信し、いかに地域とともに取り組むかに力を入れてきた。

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