中原区の四つの団体でつくる「九条の会中原区連絡会」が3日、ロシアのウクライナ侵攻に反対する反戦デモを東急元住吉駅前で開催した。「STOP PUTIN」「ウクライナへの侵攻をやめよ」などのボードを掲げ戦争反対を呼び掛けた。同会は毎月3日、元住吉駅前で平和や政治の課題などを訴え、スタンディングデモを開催。今回はロシアのウクライナ侵攻で急遽幅広く呼び掛け、毎月10人弱が40人ほどの参加になった。
大規模接種で当日予約可能 「優先」対象にバス運転手・ごみ収集事業者追加(3/2)
市は2日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場で新たに当日予約を受け付けると発表した。日本生命川崎ビル(川崎区南町)での大規模接種で、午前10時半以降の予約枠に空きがある場合に限り、当日分の予約を受け付ける。エッセンシャルワーカー向けの優先接種では、対象職種にバス運転手とごみ収集・処理事業者を追加した。18歳以上の市民のワクチン追加接種率は、2月28日時点で21.06%。
知事発言「理解できない」 特別自治市構想で市長反論(2/28)
福田市長は28日の市議会定例会本会議で、政令市が権限・財源を得て道府県から独立する「特別自治市」構想の法制化に否定的な考えを示した黒岩知事の発言について、「『住民ニーズにきめ細かく対応できるか疑問』などと地方自治の実態を踏まえていない内容も散見され、到底理解できない」と述べた。「大都市の現場の実情を議論に反映させるよう、他の政令市とともに連携して訴えていく」と述べた。
沖縄の組踊20年ぶりに披露 川崎沖縄芸能研究会(2/27)
川崎沖縄芸能研究会は27日、県と市の両指定無形民俗文化財の「組(くみ)踊(おどり)と琉球舞踊」を市立労働会館(川崎区)で公演した。組踊は、せりふ、音楽、所作、舞踊によって構成された歌舞伎で、指導者がおらず約20年ぶりの披露に。この日は、琉球舞踊五演目と組踊一演目を上演した。新型コロナの影響で昨年実施予定を一年延期して開催した。感染防止のため観客を半分にして約250人が来場した。
人工衛星活用し土砂災害に備え 市とNECデジタル防災協定締結(2/25)
市は25日、NEC(東京都港区)とデジタル技術を活用した防災まちづくりに関する協定を締結した。土砂災害に備えるため、人工衛星からのレーダーにより地盤の変動を広く観測する最新技術などを活用する。2025年度の本格運用を目指しており、土砂災害のハザードマップを補完するデータとして市民に公開するほか、市の施設も観測し、傾きなどの異変の発見や災害時の状況の把握に使う予定。
古民家に四季の風景投影 日本民家園で夜のアート(3/23)
市立日本民家園(多摩区)は23日から31日まで、古民家の趣ある雰囲気の中で幻想的な夜のアート体験を楽しめるプロジェクションマッピングイベントを初めて開催する。四つの古民家と門や水車小屋などで実施。白川郷の合掌造りの旧山下家住宅では、各地の民家にまつわる思い出やふるさとの四季折々の風景を障子に投影。旧三沢住宅の庭ではスマートフォン専用アプリを使って、花畑が広がるAR(各超現実)などが楽しめる。時間は午後5時半~9時半。
「観梅会」で梅林を開放 27日まで御幸公園(3/19)
幸区の御幸公園で19日から、梅林を開放して梅の花を楽しむ「観梅会」が始まった。白加賀や豊後など25種約220本が植えられ、一部咲きの品種がほころび始め、白や赤など色鮮やかな花が楽しめる。市は2024年の市制100周年に向けて、明治天皇が行幸した名所「小向梅林」を復活させようと、同公園の梅の植樹を進めている。梅林は通常は立ち入り禁止、開放は27日まで。
市の感染者数累計10万人超え(3/19)
市は19日、1702人の新型コロナウイルスの新規感染者を発表した。感染者数の累計は10万人を超え、10,0426人となった。新規クラスター(感染者集団)は、川崎区の有料老人ホーム2か所でそれぞれ27人、5人の陽性が判明、計33人、8人のクラスターと認定した。このほか市は、市内保育施設31か所の休園も発表した。
小児ワクチン接種来月5日以降実施へ(2/18)
新型コロナウイルスの小児接種(5~11歳)について市は18日、約9万人の接種券を24日に発送すると発表した。3月中はワクチンの供給量が限られるため、市は「基礎疾患などのある子が優先的に受けられるよう、接種時期を検討してほしい」と保護者に呼び掛けている。対象者は約9万人で、市内医療機関のうち小児科クリニックなど約150か所が担当し3月5日以降、順次スタートする。